2016年 09月 27日 ( 1 )

あれは三十代のいつごろだったろうか、「若いですね〜」と最初に言われたのは。
はじめのうちこそは悪い気がしなかったけれど、雑誌かなにかで
「『若いですね』と言われるのは若くなくなったから」というひと言を目にして
ガビーン!それだ!!・・・と思い至った。

もともと同世代よりもシニア世代の素敵な方々を見て憧れてきたせいもあったけれど
(それはそれで個人的心理に問題がなかったわけでもないが)
いつかカッコイイおばあちゃんになりたかった私には
近年登場した「美魔女」という言葉と存在は不気味であった。

あるとき、原宿の交差点にある、かの有名なファッションビルの
すぐ裏手に住まうあるセレブなお宅へひょんなことから請われて、
趣味人のおばあさまの着付けを2回ばかり教えに伺ったことがあった。
その日、おばあさまの娘さんがちょうど用事で実家に来ていて
なんということもなくお喋りしていて気がついたことがあった。
下あごからデコルテにかけてのお肌の艶が「違う」のだ。

まだ子育て中で多少戸外で活動してはいても、
まめにサロンできちんと手入れされているのだろう、
潤沢に手をかけられた肌の違いというものが、
もとより美容には疎く、自分のお肌への手入れもズボラで、
美容サロンなどは足を踏み入れたことがない私にでさえ
はっきりと分かるあきらかな「違い」であった。

すでに30代を終えて、中年世代に入りはじめた私には、
(圧倒的な経済的格差は論外な話なのでまったく気にはならなかったけれど)
このお肌のお手入れの違いが、やがておばあさんになったときには
どんな風な差になるだろう?と考えたものだった。

あれから十年ほどがたつけれど、相変わらず美容には無頓着のままだし
お肌への気遣いもお風呂上がりにちょちょと化粧水をつけるだけという
(外出のときは日焼け止めを少しつけるけど、ほとんどノーメイクだし)
生来の美容ズボラはまったくかわっていない。
二年前に手足の皮膚を患ったことから、髪を染めるのももうやめた。
写真などで自分の姿を見ると、それなりのお年頃なのが見てとれる。
でも「自分はこれでいい」と今は思えるようになった。

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昨日の夕方、Facebookで、上野千鶴子さんと小泉今日子さんが
雑誌の対談でアンチエイジングについてお話された内容について記事があがっていた。
目を通して、そして共感した。ヒューヒュー!いいね!私も応援するぞ〜!!
私も「若いですね」って言われるより「素敵ですね」って言われる方が嬉しい ♪

もちろん美容業界や化粧品業界を否定はするつもりはないし、
自分だってメイク(する方よりは見たり知る方)が嫌いなワケではないから、
どの業界もおおいに経済が潤ってまわっていって欲しいと思うけれど、
個人的にはやっぱり、たいして興味がないというのが正直なところだ。
まあ、私の課題は、むしろ「顔ぐらい洗いなさい」
・・・というズボラさかもしれないのであるが。w


「アンチエイジング」大嫌い!小泉今日子さんらの発言に共感の輪/毎日新聞 特集ワイド

by team-osubachi2 | 2016-09-27 13:43 | 日々いろいろ | Comments(8)