2016年 08月 04日 ( 1 )

西日本方面はあいかわらず35度クラスの猛暑日が続いているらしいけれど
関東のこの夏は前半は過ごしやすかっただけに
私の身体はこの数日の暑さにはまだぜーんぜんついていけてない。

寄る年波か、数年ほど前からこの暑さの中
大汗かきながら着物を着て帯をきっちり締めてお出かけするのが億劫になる日も増えた。
そのせいか、心にたびたび思い浮かべていたのは、沖縄の琉装だ。

ひとくちに琉装とはいっても、いくつか装い方があって
私が気になっていたのは、ドゥジンという胴衣に
カカンという白いプリーツスカートのような袴をあわせる着方。
琉球王朝なんかでは女官さんたちがやってた類いの方ね。
あれは涼しそうでいいわね〜。東京なんかで着てちゃおかしいかしら?

夏のドゥジンなら、やっぱり麻か芭蕉布がいいな、な〜んて思ってはいても
ない袖は振れない。心に思い描いたまま数年がたち、
今年にわかに琉装への想いがふたたび頭をもたげたところで、
ネットでひょいと見つけた能登上布の道中着。

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いったいどこのどなたが誂えたのだろう?
サイトの写真をよく見れば、なぜか偶然にも袖口が琉装のようにぜんぶ開いてあって、
少し丈の短い袖のフリが身頃に閉じ付けてあるではないの?!(つまり筒袖状態)
道中着だから共布の紐もついてるし身丈も短くて直しやすいし、
そのうえお値段わずか数千円!・・・これ、自分でドゥジンに直しちゃおっか!

欲しかった能登上布。私にはこれが初めての能登上布。
どういうワケか道中着を直して琉装風に着ることにしちゃったけど
洋服にリメイクするよりは、やっぱり「和装」として活かしてあげたい。

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で、今日その能登上布が届いたので広げてみたらば
想像以上にコンディションがよかった(着てないんじゃないかなあ?)。
さっそく脇縫いをほどき、スリットの長さや裾の長さをどのくらいにするか、
仮縫いしてバランスを確認するため試着してみた。

カカンという白いプリーツ状の巻きスカートみたいな袴までは手が回らないので
これも前もって用意しておいた無印良品のインド綿のマキシスカートで代用。
直し途中の上布の半襦袢が出来上がるまでは手持ちの衿付き肌襦袢で間にあわせよう。

うん、このくらいがいいかな、うん、
・・・うん?・・・ん〜???

もしも髪が長くて、頭の上にお団子を結ったなら
いかにも琉装らしくていいのかもだけど、
黒い上布に白いスカートという組み合わせのせいもあってか
ショートヘアの自分が纏うと、まるで・・・
まるで実家のお宗である浄土真宗の尼さんの法衣ギリギリ?!w
(うちの方の浄土真宗は剃髪してなくてもオッケーなんです)

よくある無地着物を着ると仲居さんに間違われるっていうのはあるけれど
尼さんと間違われることのないよう気をつけたいものであ〜る。
(石のお数珠みたいなブレスレットは禁止ね)

ともあれ、急いで裾あげと脇縫いスリットの処理もして
この夏のデビューを目指してみるとしよう!
by team-osubachi2 | 2016-08-04 23:55 | 着物のこと | Comments(2)