待ち遠しい秋

(どういう訳か、一昨日からパソコン操作によるブログのログアウトと
ログインが上手くいかないので、iPhoneからの投稿を試みる)

若かりし頃、昭和の邦画にはまって手当たり次第に見ていたのだけれど、
ことに台詞を覚えるくらいに繰り返して見たのが小津安二郎作品。
ゆったりしたテンポも、なんでもない日常に起こるなんでもない出来事が
主人公や家族に波紋を広げてゆき、また静かに収まって行くのを見ていて、
家や小道具、衣装にも目がいくうち、もっとも心惹かれたのが
登場する女の人たちが身につけていた浦野理一さんの着物や帯だった。

いつか私もあんな着物や帯が似合うようになりたいなあ〜と思いはしたものの、
自分にはそういう運はなかなか巡ってはこなかった。

そのうち自分自身いろいろな経験を経るうちに、着物への愛情はまったく変わらないけれど、
以前のように自分の物にしたい!というような所有欲はすっかり大人しくなり、
ただもう綺麗なものを眺めるってだけで充分楽しめるようにもなったりして、
むしろ欲をかかなくなった今になって(むしろそんな今だからか?)
ひょんなご縁があって私の手元に浦野さんの縦節紬の無地の帯がやってきた!
それもずっと憧れてきた赤系統♡

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まあ!こんな事もあるのね〜・・・なんだか夢みたい♡

今日から九月。
きっとまた残暑も盛り返してくるだろうけれど、十月は直ぐにやってくる。
ことのほか袷の季節が待ち遠しい秋である ♪

Commented by sogno-3080 at 2017-09-01 15:45
いいないいなコメントばかりで恐縮ですが、
やっぱり、いいなああ~~♡
ひょんなご縁、きっとTomokoさんのお人柄よ。
赤帯、姉より。
Commented by 香子 at 2017-09-01 18:21 x
ほっこりとした懐かしい色合いですねえ♪
糸の節がいいお味を出してます〜。
Commented by 神奈川絵美 at 2017-09-01 22:29 x
こんにちは! おおー落ち着きがありながらもラブリーな赤。私のモニターではラズベリーのニュアンスがあるように見えます。
私、黄色の縦節の無地をお嫁に迎えたので、今度、縦節シスターズ?でデートしましょう!
Commented by team-osubachi2 at 2017-09-02 09:14
sognoさん
浦野理一さんの無地帯を扱うところを観察していても
時代でしょうか。ピンクは出ても赤い系統は今ひとつ反応が鈍いようで
赤い帯って未だ敬遠されてるようですが(^^;;、
私はこれからも身につけて、赤帯の魅力を広めたいと思いまーす!
赤帯姉さんもぜひ、よろしくお願いします。笑
Commented by team-osubachi2 at 2017-09-02 09:22
香子さん
赤い帯、大歓迎です♡
強いキン赤とか朱赤とでなく、大人もイケる赤ですよね。
しかし、締める人は少ないですねえ。
Commented by team-osubachi2 at 2017-09-02 09:29
絵美さん
はい、赤煉瓦にほんの少しローズかラズベリーを混ぜ込んだような色合いで
美味しそうな色になってます。笑
絵美さんのは黄色なんですね。ブログのお品、私もあちら様で拝見してました。ハツラツとする色ですね。
縦節デート、いつか誘って下さい、ぜひ ♪
Commented by セージグリーン at 2017-09-02 13:42 x
まぁ、何とも言えないよい色味の赤ですね。
浦野理一さんの逸品がお嫁に来たとは、これま良縁ですこと。
久米島の地色に、パァーっと映えて、見事な組み合わせです。あの生成りの織り帯と共に、これからの季節の鉄板コーデに
なりそうですね。
Commented by team-osubachi2 at 2017-09-02 16:12
セージグリーンさん
はい、若すぎず、濃すぎず、淡白にもならず、こっくりとしたいいいろです。
赤茶いような、ピンクのような、大人にも向いた赤系統の色味ですよね。
最初は紺絣にどうかな?と思ったらんですが、久米島紬を思い浮かべたら
頭の中でパッ!と花が開きました。笑
締めて出歩いたときに、見た人が「あら、大人が赤い帯するのもいいわね」なんて思ってもらえたらしめしめです。笑
Commented by 朋百香 at 2017-09-02 20:22 x
tomokoさま
まあ〜、何て良いお色なんでしょ。
tomokoさんにピッタリ! で、久米島にもピッタリ!
ほんとお人柄ですよね、こういうラッキーが回ってくるの。
これは確かに鉄板コーデだぁ。
Commented by fuko346 at 2017-09-02 21:11
いいですね~素敵ですね~赤い帯。
それも浦野さんの!

小津さんの映画 女優さんによって 微妙な違いのテイストのきもので、はて 私だったら 誰寄りかなあなんて考えます。
tomokoさんは きっと、、、 (^v^)
Commented by team-osubachi2 at 2017-09-03 08:30
朋百香さん
まだこれ以外にはあれこれ着物に乗せてないので把握できてないんですが、
帯をいただいてから頭の中でどれに合うかなー?なんて考えを巡らせていて
この久米島紬があったなと思い出したらピカーッ!ときました。笑
上原美智子さんの無地帯と同じくらい、この久米島紬の鉄板コーデにします〜♪
Commented by team-osubachi2 at 2017-09-03 09:06
fukoさん
風子さんはどれがお好きかなあ、お似合いかなあ。
私のイメージでは、「秋日和」の原節子さんがいくつかお召しの、とかお似合いになりそうですが、どうですか?

私自身は「秋刀魚の味」の岩下志麻さんの縦絣に赤い帯、「彼岸花」の山本富士子さんの藍格子とかが好きですけど、
ただ単純に見てて大好きなのは、なんといっても小津作品の名脇役の高橋とよさん!
体型と着てるものとのバランスといい、しれーっとした感じと小粋な着こなしがぴたりと合ってて、何回見ても飽きないのです。笑
もし良かったら次にご覧になるとき、ぜひ高橋とよさん、見て下さい。でも、どの女優さんもそれぞれに自然でさすがな着こなしですよね。

もしかして小津映画では着物着ていらっしゃらない?司葉子さんも、でも浦野さんの写真集では本当にどれもすんなり着こなしていらしてため息がでます。
映画「紀ノ川」テレビでも何度か放送してましたが、ご覧になりましたか?長めの映画ですが、それこそ明治から昭和の着物、年相応の髪と襟の抜き方などの変遷も含め、司葉子さんの着こなしが素晴らしいのですよねえ。
あ、ついつい長く語ってしまい、失礼しました。

もう何年もの間、赤い無地帯が一本欲しかったのでした。いろいろ大変なんですけど、箪笥の中は不思議と豊かです。笑





by team-osubachi2 | 2017-09-01 14:05 | 着物のこと | Comments(12)