古い漆喰壁

先週末は墓参のため、ちょっとだけ帰省した。

いまや(悠々じゃないけど/笑)自適な独り暮らしの弟が住むだけの実家は
建てられてから半世紀以上になるのだろうけど、
浴室とトイレ、車庫以外はずいぶん古びている。

幼いころ、たぶん保育園児のころだったろうと思うけれど、
親のいぬ間に鉛筆で玄関の入り口の漆喰壁に思いっきり落書きをしたことがあった。

手前に卵くらいの丸を描き、中をぐちゃぐちゃに塗りつぶしてから
長短さまざまなクネクネの放射線を走らせはじめ、仕舞いには左手で柱につかまり
鉛筆を持つ右手を伸ばせる限り遠くまでクネクネと大きく描いて
「へびのたまご」という“大作”を描いた。
自分でほれぼれするほど、伸びやかで大きな線だと思ったものだ。

たぶんあとで親からこっぴどく叱られたハズだけど、そこはまったく記憶にない。
残念なことに(?)、しばらくしてその大作は、
左官さんによってまた白く塗りつぶされてしまった。・・・ま、いいけど。w

f0229926_12432967.jpg

塗り直されてからももう数十年がたった我が家。
温暖化時代のおかげで近年は豪雪の重みからかろうじてまぬがれ、
どうにかこうにかよく持ち堪えてくれている。

もうあと何年か・・・そうね、
弟が人生をまっとうするまではがんばってもらわなくちゃネ。

Commented by 神奈川絵美 at 2017-05-30 22:16 x
こんにちは! しっくいの壁って何とも言えぬノスタルジーを感じます。
実家を建てる前に数年、市内の別の社宅に住んでいたのですが、そこの壁が同じ様な漆喰の白でした。お絵かきはしなかったのですが、弟を立たせて背の高さに棒を…(“柱の傷”と同じように)。
古いおうちは、現代では住みづらい部分もあるかもですが、想い出は何にも代えがたいですよね。弟さんのご健康をお祈りします。
Commented by team-osubachi2 at 2017-05-31 08:36
絵美さん
うふふ、絵美さんは弟さんの背丈を記してしまったのですね。
壁は痛みますけど、それはそれでひとつの思い出が刻まれることになるのですよね。笑
しっくい壁、いま日本の住宅のどのくらいで使われているのでしょうね?
夏は触るとひんやりして涼しいのですよねえ。
日本の住宅はやっぱりいかに夏を涼しきようにするか、なのかもです。
by team-osubachi2 | 2017-05-29 12:54 | 日々いろいろ | Comments(2)