Rehabilitation-15『どこか知らない町の灯りと、わたしの灯り』

先だって描いたRehabilitation-12『灯火がひとつあればいい』では
それまで打ち上げ花火みたいな恋をくり返してきた自分が、もうこりごりして、
派手でなくてもいい、自分にはいつもそっと照らしてくれる灯火が
ひとつあればいいのだと思ったことを描きました。

その灯火は、きっとどこか知らない町にいる「お相手」の灯火ともつながっていて、
いつか必ず出会えるとかたく信じていました。
やがて時期が訪れ、自分が信じた通りにその場所へと誘われ、出会い、今に至っています。

今回、その Rehabilitation-12 で描いた絵を、ひとつの試みとして、少し整理し、
ふたつに分けてあらためて描いてみました。

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『どこか知らない町の灯りと』© tomoko okada

*イラストレーションの無断使用及び複製・転載をかたく禁じます

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絵として成功したかはまったく分かりません。むしろ失敗しているかもしれません。w
でも、いいのです。これは数年前に罹った手足の病を脱し、
再出発するために描いた自分のためのリハビリ絵なのですから・・・。

このふたつの絵を描き終えてしばらくしてから、面白いことに、
これは単に恋愛ばなしのひとつとして、どこか知らない町にお相手がいる
・・・ということだけでなく、仕事であれ、友だちであれ、
これから先出会うかもしれない様々な人たちの灯火とも
自分の灯りは繋がっているんだろうという考えが浮かんできました。

きっと、心に浮かぶ通りに、これからの私はまたあらたにいろんな人たちに出会い、
たくさんのことを体験してゆくのだろうと思います。
絵の中はまだ夜ですが、自分の中ではこれは夜明け前なのだという気がしています。

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『わたしの灯り』© tomoko okada

*イラストレーションの無断使用及び複製・転載をかたく禁じます

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一年以上かけて描いてきたRehabilitationシリーズはこれでおしまいになります。
拙い作品ですが、これまでご覧くださった方々にこころからお礼を申します。
一連の作品を見てくださって、どうもありがとうございました。

そして、さあ!次の章へと歩みを進めることにいたしましょう!

感謝をこめて

岡田知子

by team-osubachi2 | 2017-05-26 08:11 | らくがき帖