『麻のきもの・絹のきもの』展(とGSS6)へ

仕事がひと区切りついたところで、絵の具が足りなくなり
画材を買いがてら新宿方面へ出かけた。

まずは文化学園服飾博物館で開催中の『麻のきもの・絹のきもの』展へ。

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日本で木綿が入って来たのは古くても、棉花をたくさん生産できるようになって
庶民にまで普及する江戸時代(17世紀ごろ?)以前は、日本の衣類は麻と絹だったときいている。
日本の麻については、このごろかしましい大麻繊維と苧麻がメインになる。

個人的にいいなって思ったのは大麻で織られた室町時代の文袋。
先染めの格子、型染めあり、生成り、のわずか三点だけだったけど、
ぞくぞくっとするパワーがあった。

絹についても、ざっくりと工程と繊維を紹介しつつ
主には博物館のコレクションである衣装の数々がとても見ものだった。

麻のきものと絹のきもの、それぞれにおおよそのことは知ってはいても、
自分程度の知識はたいしたことはなく、あらためてこういう展示のときなどに、
少しでも本物を見て知ることのくり返しだ。

ワンコインで充分見応えのある展示だと思う。
まあ、個人的には、もしも大麻の織物をもっと見れたら120点!・・・なんてネ。
ポストカードが一枚50円ってところがまた嬉しい博物館である。

『麻のきもの・絹のきもの』展/文化学園服飾博物館にて2月20日(月)まで

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おまけ:そのあとちょいとだけ足をのばして下落合で開催中のコレへ。

GSS6

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本日の戦利品。まずはKAPITALの裾のカットワークが面白いリネンシャツに、
MANISのフェルト・トートバッグに、メリノウールの格子マフラーに、
えっと〜、やちむんの片手付き片口と、それと小袋いっぱいの木ボタンね♪

えっと、えっと、それからコレも↓

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なんだ?これ・・・って、これは相方へのお土産。
なんと昭和二十年代の小学生雑誌が二冊で100円!w

ガレージセールって、こんなちょっとした購買欲を満たすお買い物ができて
楽すいい〜のだなあー、またこれが。

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明日もけろさんとスタッフさんらと喫茶燈燈さんのお飲物とスイーツらと、
きっと、たぶん「お猿さんたち」もお待ちしていると思うので、お時間のある方はぜひ!

Commented by 朋百香 at 2017-02-04 05:15 x
tomokoさま
絹も綿もそれぞれ好きだけど、麻はまた格別ですねぇ。
天皇陛下が神様に、新しく天皇になったご報告をする時に纏うのが、麻だそうです。そこで神様から承認されるのだそうで、それを聞いても麻って特別な感じがしました。
私は夏の日に着る白の麻のシャツが大好き。
良いお買い物をしましたね!
Commented by team-osubachi2 at 2017-02-04 12:35
朋百香さん
いま何かと物議をかもしてる大麻(ヘンプ)、神事に欠かせない麻ですよねー。どうしてか、神事に用いられる神聖なものに(それ故なのか) ある部分で人体にまやかしがあって、そこに吸い寄せられる輩のために大麻栽培にはかなり厳しい時代ですよね。
https://www.google.co.jp/amp/www.asahi.com/amp/articles/ASK165QRJK16OIPE017.html?client=safari
以前テレビで古い韓国ドラマの時代劇を見ていたら、韓国でも大麻はよく織られてたのだと思いますが、両班ではなく町人のお葬式の場面で大麻の生成り無地の喪服に、大麻(と思しき)の繊維を荒縄のようにしたものを頭に巻いていて、韓国でも昔は祭祀や忌事に使ってたのかなと思いました。
今回の展示では、天皇家が神事にお召しになる生絹の白装束も展示されていて、間近で拝見できて良かったです。あー、スケッチすればよかったなあ〜!また行けるかなあ?

夏の麻のシャツ、本当に着ていて気持ちいいですよね!着物もいいですけど、昨日ゲットしたこのシャツもタンクトップの上に着て楽しみまする♪
Commented by みどり at 2017-02-04 14:18 x
木綿以前は麻と絹だけでなく、葛もありましたね。
去年、蹴鞠を観に行ったのですが、その時、蹴鞠をしている人達の衣装の素材が葛だと聞きました。
粗末な衣服のことを葛の衣をまとうと言う言い回しもあったとか。
今では葛布はとても高価らしいです。
失われつつある素材、意外とたくさんあるのかもしれません。

Commented by team-osubachi2 at 2017-02-04 16:43
みどりさん
おお、そうですね、葛布!葛に藤、しなの木などの自然布という類も古そうですもんね。丈夫そうですし、なるほど蹴鞠にねえ〜!
当麻曼荼羅はたしか蓮布だそうですが、毎年拝見だけしてる津田千枝子さんの型染めには、えっと、何処の産か忘れましたが(^^;;、蓮布に染めたのがあって、触らせてもらいましたが、想像よりもしなやかでふうわりしてて、ヘエエエ?!っと感動しました。
粗くて粗末でも丈夫な布が下々のものなら、軽くて薄くて柔なものがやんごとなき方々の着るものとは和洋を問わず共通してますですね。手間のかかるものでも、食べてゆけないとあれば、やる人は少なくなるのも仕方がないのかもしれませんですねえ。
Commented by fuko346 at 2017-02-04 23:36
麻は魅力的ですね。
きものでもなんでも 布としての力と美しさが特別なような気がします。
正倉院展で 目に残るのが いつも麻の布、だったりします。
前回見た 麻に染めの小さな袋が忘れられません。
この展示も拝見したいけど 行けるかどうか。。。
Commented by team-osubachi2 at 2017-02-05 10:08
風子さん
ことに蒸し暑い日の麻はよろしいですねえ。
もめん以前のこと、知ったときは、あの繊維をどう分厚くしたところで
雪国の冬で暮らしてゆくのはなんて大変だったんだろうと想像しました。
去年でしたっけ、はちすさんとこでみた緑の八重山上布、忘れられないですね。
私はまた一枚昔の小千谷縮を一枚手に入れ、洗い張りに出しました。
身丈は小さいのですが、いつかまたドゥジン風に仕立てて着ようと思います♪
展示、もし間に合えばぜひ♡
by team-osubachi2 | 2017-02-03 20:19 | 出かける・見る | Comments(6)