宿題ではない方向にあるもの

子どものころ、なぜ宿題というものがあるのか考えたこともなかったけれど、
いつもいつも出る宿題・・・ことに夏休みのときなど大量に出される苦手な教科や
嫌いな教科の宿題に半べそをかきながら思ったのは
「先生にも生徒から宿題を出したい!」ということだった。

だって、生徒ばっかり勉強して先生が手ブラで夏休みをすごすなんて
「ふこーへー」だと思い込んでいたから。

思えば、先生は先生で山盛りの課題や業務を抱えてそれなりに忙しいのだが、
子どもにそんな事情を察しろとは無理な話で
「本当は先生もちょー忙しいの!山のように宿題があるの!」とでも言ってくれれば
生徒も理不尽な思い違いをせずに済んだかもしれないのに
・・・な〜んて、いまさら何をか云わんや。


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←保育園時代に描いた絵。
宿題とは無縁の時代だね。

この間、はじめて見たこの動画が面白くて、そして感心した。
去年公開だった『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』って映画の一部らしいんだけど
そのフィンランド偏。へええ〜?!なこといっぱい。





宿題はあってもいいし、なくてもいい。
てゆーかかそれをとやかく言える立場にはないのだけど、
日本でも宿題にまったくカンケーのないところで、こんな少年がときどき登場する。
小学生四年生が発表した昆虫研究とか
中学一年生が発表したコンビニに集まる虫の研究とか・・・。
(あ、つい自分の趣味で昆虫研究の話ばかりのせちゃった)

動画の中で、数学の先生が言う。
「自分も他人も尊重できて、幸せに生きる方法を教える」
校長先生が言う。
「学校以外の場所にも、人生は山ほどある」

もちろんフィンランドの教育現場だってきっと問題はいっぱい抱えてるのだろうけど、
小学生が家から150万円も持ち出しクラスメイトに使ってしまった一件を
教育者がいじめと認定する・しないというレベルで言い争う国とは
どこか大きく違うってことだけは言えるかも。

年齢もキャリアも、ついでに体重も増したマイケル・ムーア監督のこの映画、
本編ぜんぶ見てみたくなっちゃった。

映画『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』/公式HP

Commented by ベル at 2017-01-27 12:02 x
どうか【ゴの字】が居ませんようにとドキドキしつつ、リンク先のコンビニ研究を覗きましたw 
ルーヴル美術館の中で、印象派の点描画を前に近所の幼稚園児達を座らせ、描かれた女性の顔に点在する緑色や青色の意味を考えさせている風景をテレビで見て、あまりのレベルの高さにのけ反った記憶がありまする。
Commented by team-osubachi2 at 2017-01-28 11:41
ベルさん
ああ、ゴの字、私も彼らが苦手でして、なんでかな?と考えたら、屋内で見たくない虫だからかなあ?なんて思ったりして。
とくに自宅の中では遭遇したくない虫ですもんねえ(^^;;。公園や住宅街の夜道で見かけてもなんとも思わないのに。不思議です。
パリの美術教育、、、すごいですねえ。皆が皆芸術家になる必要もないんですが、そんな年齢から本物を見られる環境がすごいですよね。
初めて海外旅行したのはロンドンとパリ。パリに着いたとたん、街も人も、そして陽光も油彩画の奥深さそのままに感じられて、あーやっぱり芸術の都だ!なんて思った記憶があります。
Commented by みどり at 2017-01-28 11:49 x
落ちた学力の向上のためにゆとり教育を廃止した日本。でも、そのゆとり教育の内実はどういうものだったんだろうと思います。
今の日本、試験で良い点を取れるが学力は無いなんて、最悪の方向に行っているような感じですね。
そういえば私も宿題は嫌だった。というか家で勉強するのが嫌だった。
ご紹介の昆虫少年、末頼もしいですね。
Commented by team-osubachi2 at 2017-01-29 16:54
みどりさん
自分には子どもがいないこともあり、学校教育は自分自身が受けた経験しかないのでいまの学校のことは分からないんですけども、なんていうか、アフリカや中央アジア、中東、南米などなど子どもたちが少しでも教育を受け、自らよりよい未来へと歩み出せるように・・・と願う教育と、すでに恵まれた環境で行われている教育は何がどう違うんでしょう?あんまり考えてもしょうがないので悩みはしないんですが、不明なことはいっぱいあるものだなと思うこのごろです。
そんな中、虫好きの少年らの話題は読んでてスッキリ。嬉しくなりました。笑
by team-osubachi2 | 2017-01-27 09:37 | 日々いろいろ | Comments(4)