切り絵作家『アグネータ・フロックの世界展』へ

どういうワケか、今月は見物のお誘いが多かった。
スケジュールの都合がつかず、お断りせねばならないものもあったけど、
そんな中でも、この展覧会はとっても楽しみにしていたひとつ。

スウェーデンの切り絵作家アグネータ・フロックさんの展覧会 ♪


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はじめて知ったのは何年か前にBSプレミアムで放送していたドキュメンタリーで。
(たしか今年の夏も再放送してたよね)

薄い上質紙かなあ、白い紙を半分に折って、下絵なしにいきなりハサミを入れ
これらの作品を切り抜いていく様子にびっくり。
彩色された色合いがまたいいんだけど、、、あら?
見たことあるパレット・・・お〜、日本の岩彩も使ってるんだね。
アトリエの机の上には余計なものはなくて、野の花やパレットとかが置かれて
それだけで絵になる風景。

番組の中で紹介されていた暮らしぶりも美しい。
家も、庭も、住み暮らす村も、まわりの豊かな自然も・・・。
もしかしたらスウェーデンの現代っ子にさえ古めかしいところかもしれないけど
全体が静かで美しい場所でこれらの作品が生まれてくるんだなあ。


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自ら羊毛を精錬し、染め、糸に紡いで織り上げるタペストリーも
アグネータさんらしい世界がよくあらわれててよかった。
その中の一点は題名もいい。

ーーー心と手は沈黙の中で創造するーーー

「多くの女性たちは、恋をして家庭を築き、子どもを産み育て、
畑を耕し、食事を作りました。(中略)そして、何世紀にもわたり、
欲を持たず沈黙の中で働いてきた女性たちを尊ぶ思いが込められています。」

・・・と、図録の紹介文をちょっとだけ引用させていただきました。

以前は、自分が仕事をしていた広告や出版とか(映画や美術や文学などもふくめ)
そういう世界だけがクリエイティブなんだと思い込んでた。
だけど、それってなんて狭量な世界だろう。
本当は暮らし全体がクリエイティブの連続、
人それぞれの生き方そのものが創造なのだなあ〜っていまは思う。

切り絵の中の草木や猫やペガサスたち、そしてアグネータさん自身が云う。
・・・そう、私は私。だから、あなたもあなたでいい・・・。

アグネータさんの切り絵はアグネータ・フロックという女性の
人生そのものが色やカタチになっている。

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かわいらしい図録は一冊1000円!私にはとてもありがたいお値段でした♪

北欧から届いたファンタジー/切り絵作家『アグネータ・フロックの世界展』

*二子玉川高島屋S・Cにて11月3日(木・祝)まで
*北欧フィーカ

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おまけ:秋の例大祭・・・もとい、秋の“御大”祭!w
春と秋によく締める田中昭夫御大の正藍型染の帯。

昨日は肌寒い一日だったから本結城に
韓国手紡木綿の帯であったかくてちょうどよかった。
今日はまた夏日だってねー。・・・いやあ〜、夏はもういいよ。

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午前中サッと着替えて、観て、ランチしてから手芸店で縫い糸だけ買ってすぐ帰宅。
慌ただしくも充実した半日・・・。素敵なお誘い、どうもありがとうございました♡

Commented by 香子 at 2016-10-26 20:55 x
相変わらず御大の帯はすんばらしい♪
可愛さの中に力強さがありますよねえ。
Commented by team-osubachi2 at 2016-10-26 22:56
香子さん
ね〜、御大の帯には本当に不思議なチカラがあります。
相性もあるのかもですが、ドシっとしっかりした木綿だのに
締めると何故かお腹まわりが軽くなるよな気もします。
来年、御大の帯でまた再会いたしませう♪( ´θ`)ノ
Commented by 神奈川絵美 at 2016-10-26 23:25 x
こんにちは! KKさんのとこからとんできました…と思ったら、三番叟はFさんとご一緒だったのですね。
両日ともTomokoさんらしい装いで、秋たけなわ!といった印象です。
Commented by sogno-3080 at 2016-10-27 04:21
ヨダレがでそうな展ではありませぬか。
切り絵、大好物です。船橋のアンデルセン公園でも時々コンクールとか
やっているみたいで、そちらも気になっています。実はアンデルセン、切り絵の
名手だったとか。「暮らし全体がクリエイティヴの連続・・・」
う~ん、本当にね! 
Commented by team-osubachi2 at 2016-10-27 11:04
絵美さん
はい、おかげさまで今月はいろんな方々とお出かけしました〜。
今年の夏も左足裏が暴れてしまって、なかなか思うように着物が着られなかったんですけど
ようやく大人しくなってきたので(秋もきましたし)、
今月はなるべく着物で出かけました。やっぱり袷の季節がはじまるとわくわくしますね〜♪
Commented by team-osubachi2 at 2016-10-27 11:11
sognoさん
ほおお、アンデルセンって切り絵やってたのですか?!
北欧って、これからの季節、室内でつらつらと連なるかわいい切り紙のお飾りがあるイメージですけど
ハサミの使い方は遺伝的に人々の中に存在してるんですかね。
(日本にも昔から漫画やアニメーションの素養があるように?)
もっと都内で展示したほうがたくさんの人に見てもらえただろうに・・・と思いつつ、あんまりブームになっちゃうのもなあと思ってみたり (^ ^;;
おおきなタピストリー作品『心と手は沈黙の中で創造する』、sognoさんに見てもらいたいなあと思った作品です。
またドキュメンタリー、再放送するといいですね!
Commented by sachiko at 2016-10-27 21:35 x
切り絵展もお着物姿も 両方とも素敵~

頭の中にイメージが出来上がっていて ドンドン切り進んでいくのでしょうね
白い紙から不思議な世界へ引き込まれるよう
色彩のマジックでさらに魅了されるのでしょうか

ほんに御大の藍染も不思議マジック 
求めた方の雰囲気にさらなる魅力をプラスする
皆さま それぞれの藍染 拝見したいものですね~

芸術の秋 満喫のTomokoさん(^_-)-☆ 
Commented by team-osubachi2 at 2016-10-27 22:37
sachikoさん
こういうファンタジー世界もあるのですね。色使いも本当によかったです。
そうそう、頭の中に現れるイメージをつかむのですかねえ、
ハサミを入れるのに迷いのない線になるのが素晴らしいと思いました。
御大も模様を考えて型を彫るときはやっぱり迷いなく彫るのでしょうね。
いつか御大の布の同窓会、あるといいですね?!

来月はお家でおとなしくしようと思います〜。ほんとかな?(^ ^;;
by team-osubachi2 | 2016-10-26 13:05 | 出かける・見る | Comments(8)