半幅帯のかがり作業をしながら

先日閉会式を迎えたリオ五輪。
その閉会式で五輪旗を受け取るさい、
東京都知事は事前の記者会見で「勝負服」とおっしゃった通り
当日は三つ紋の色留袖をお召しになってステージにあがっていらした。

雨がしとど降る中、袖のふりをちょいとたくしあげておいて
五輪旗を降るさまは実に堂々としていて、日本女子としておおいに頼もしく拝見したのだけれど
このときの都知事の装いについて、国内のネット上ではあれこれとかしましい(らしい)。
バカバカしいなあ〜と思うからその類いにはほとんど目を通さずにいるが
なぜ同胞からあの装いをとやかく言われなければいけないのだろう?
やれやれ、そんなところを突くよりも、もっと目を向けなくてはいけない問題は
そこいらじゅうに山積みなのに。。。

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そんなこんなを思いながら、いただきものの単衣の博多独鈷の名古屋帯地を
半幅帯にかがる作業をちんたらちんたらと進めてきた。
去年から取りかかっていたものの、途中でうんざりしてほっぽりだしておいたのを
今年はなんとか仕上げたいと再び針と糸を持ち出したものの、
別の半幅帯をかがったり、琉装風の直し物などと先にやったせいで
予定よりもさらに遅れていたのが、仕上がりまでようやくあと四寸を残すだけになった!!

しかし博多帯は目が詰まっていて縫いにくいことおびただしい。
なので、脇の緯糸が折り返しているあたりと狙ってかがってゆくものだから
いやあ〜、目が疲れるのなんのってもう。
よって、進むのも自然と遅くなるワケであるが、とにかく目処がついてホッとした。

ところで、いつも季節のお着物にミンサー帯を締めてメディアにご登場されている
京都の料理研究家の大原千鶴さんのインタビュー記事を引用して
西にお住まいの着物友だちが夏着物について嬉しい日記を記していたので
了解を得てリンクを貼らせていただくことにした。
うん、ほんとほんと。共感多し。

「夏こそキモノを!」/すみれ庵 日々、是キモノ( blog )

さて、なんだかんだ言っていても、もう夏の着物もそろそろおしまいになる。
この博多の半幅帯、今月中に締める機会はあるだろうか?
(まーた台風来るってゆーぢゃない?!)
でもまあ、秋単衣のシーズンには十分間に合うだろう。
次の仕事にかかるまでに仕上げてしまおう。

by team-osubachi2 | 2016-08-25 18:50 | 着物のこと | Comments(0)