雨の日は、雨を楽しむにしかず

梅雨も末期だからか、梅雨前線をはさんで
太平洋高気圧と北西の寒気のせめぎあい。
だもんで突発的な大雨があちらこちらで降るのね。
昨日一昨日と横浜方面の雨もすごかったなあ〜・・・。

で、昨日は雨なら雨でもいいワ、と濡れてもへいちゃらな近江縮に袖を通した。
ハナっから雨降りで、どのみち雨ゴートを着るから
少しでも快適に過ごせるよう筒袖(袖口に自分で綿レースを足して)に
衿つきの簡素な襦袢を下に着た。

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大好きなミンサー帯を笹結びにして、
あ〜めあめふ〜れふれ ♪気分でブリキの金魚を提げちゃうもんね。

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私の雨ゴートは市販のアップルコート。すでに二代目。消耗品ね。
古い方のカレンブロッソに爪革をかけて、いざ土砂降りの中へ!

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もうね、昨日は近くへ行くだけのことだから久しぶりに和傘でお出かけ。
紫色の和傘を差せば、土砂降りの雨も愉しい〜・・・ハズ?!

ま、いただきもののお古なので、
豪雨でわずかにどこか雫が落ちてきたけど、でもへーき。
雨の日は、雨を楽しむにしかずよ。るるる〜ん♪
(もっとも、もし電車が止まるような事態じゃ
そんなことも言ってらんないけど?)

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昨日はお友だちんちの長平庵へ出かけて、着物仲間と
沖縄からいらした「ゆいまーる沖縄」の若き社長・鈴木修司さんとで着物トーク。
ギョーカイのお話や、伝統工芸の世界における
難問山積みの諸問題についてざっくばらんにおしゃべり。

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沖縄からはるばるようこそ、のキモチで
長平庵のマダムは宮古上布に藤布の帯、
もう一方の絵美さんはレモン色の能登上布にミンサー帯を締めて、
それぞれどこかに沖縄のものを身につけて出席♪

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トークの中身は省くけれども、いまは日本だけでなく、
世界中のあちらこちらで伝統工芸の世界はたくさんの問題を抱えている。
そんな今、自分に出来ることは何だろう?っていつも考える。

でも、憂いてばかりいてもしょうがない。
いま出来ることのなかで、少しでもどこか「愉しそうだ♪」
なにか「きらりと光って見える♪」「わくわくする♪」
・・・と感じるところがあれば、そこへ向かって走れ!とエールを送る。

そう、雨の日には雨を楽しむように、土砂降りのような現状の中にも、
何かしら「嬉しい」「愉しい」の始まりみたいなことや、
希望を抱けるとっかかりのようなものがきっとあるはずだと思う。
そこに将来へと繋がるもの(チャンスともいう)を見て前に進む人を、
ささやかでも応援してゆきたい。せめてキモチだけでも!・・・ね?!

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*昨日のトーク会のことは、今後順次
お三方それぞれのブログでもアップされると思いますので
ご興味のある方はどうぞご覧ください

*胡蝶の夢/http://tomoko358.blog102.fc2.com
*神奈川絵美の「えみごのみ」/http://blog.goo.ne.jp/kanagawa_emi
*ゆいまーる沖縄 社長日記/http://syujisuzuki.ti-da.net

Commented by 朋百香 at 2016-07-18 07:53 x
tomokoさま
先日はお疲れさまでした。時代の流れ、若い人のきもの離れ、沖縄だけじゃなく、きものそのものの存続も危ぶまれる今日、きものに未来はあるのでしょうか?と、不安を募らせてもしかたないので、せいぜいきものライフを楽しむことにします。
またお出掛けいたしましょう。
Commented by team-osubachi2 at 2016-07-18 14:25
朋百香さん
こちらこそ愉しくお邪魔させていただきました♪
思えば伝統工芸で培われてきた時間も私たちの一生の時間から見れば長いのですが、有史以前から・・・という時間の流れで見渡してみれば、決してそんなに長い時間ではないのですよね。
生命だけでなく、物のいのちも生まれれば消えてゆくもの・・・と思えば、そのときそのとき生きてる人間が精一杯やれることをやるだけのコトなんだなあって思ったりします。
だからこれからも着物を着ましょう!存分に愛でましょう!
そして楽しみましょう!いま着られるうちに♪
Commented by 神奈川絵美 at 2016-07-18 22:19 x
こんにちは! 過日はありがとうございました。
生憎の天気でしたが、だからこそ素敵な和傘を
拝見できて嬉しかったです。
光に透けると何ともいえず大人かわいいですねぇ。

お若い方が、高い志を持ってアクティブに
活動しているのを見ていると、刺激になりますね。
若い方にはなかなか着物を手にとってもらえない、
良さが伝わらない、と嘆くのは早計で、
今、あちこちに息づいているであろう、次世代の
パワーにもっと、触れてみたくなりました。
Commented by team-osubachi2 at 2016-07-19 12:37
絵美さん
こちらこそ声をかけていただきありがとうございました。
和傘、なかなか出番がないのですが、緑が多い場所でさす和傘はいいものですよ。それこそ日常の生活の中の伝統工芸品のひとつですかね。まあ、手荷物ですし、いざ使うと重いのが難ですが、風にも丈夫ですし幅が広いのでいいですよ。絵美さんも一本いかがですか〜?

いまの若い世代も時代の反映はいろいろと受けているでしょうが、先だってあるご年配の人が言っていましたけれども、社会がお金に苦労した時代に育ったこともあるのでしょうか、私たちのような世代よりも、まわりの願望や欲に踊らされることなく案外地に足がついてる人は多いとききました。なるほどなあ、と。
時代はどうあれ、若い世代も生きてゆく中で、さまざまな伝統工芸に出会う人は出会うでしょう。貧しさもますます増大するかもしれませんが、それならいっそ好きな道で、やりたい道で苦労を厭わず頑張ってみよう!とか、高いけれどひとつだけ手に入れられる大好きな着物を大切に長く着よう!という人が少しずつ現れるのではないかなあ〜なんて想像しています。
by team-osubachi2 | 2016-07-16 18:19 | 着物のこと | Comments(4)