はじめてのお椀の補修

四年ほど前に奥能登へ海の塩造りを体験しに行ったさい、
輪島塗りのお椀を思い出にといおうか、お土産としてふたつ買って帰った。

以来毎日のようにお汁をそのお椀でいただき愛用していたのを、
去年うっかりステンレスの洗いカゴで
(相方のを)3cmほどもくっきりと擦り傷をつけてしまったのである。
ガビーーーン!!どうしましょ!

さいわい販売店の栞をとってあったので、
電話して、はじめて補修をお願いしてみた。

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それからひと月ほど経って、無事補修が終わったとのことで
先日送り返されてきた。
箱の中から、去年傷モノにされたお椀が
また新し気な顔をして(?)現われたではないか?!
おお〜っ!どこに傷をつけたのかまったくわからな〜い。

四年ほど使っている私の錆朱のお椀(↓写真奥)の照りはクリアだけど、
方や今回塗り直してもらった相方の濃い赤のお椀(写真てまえ)は
やはりどことなく初心(うぶ)でおぼろな照りである。
塗りが新しいとこんな風合いなんだわねえ〜♪

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安いとはいえない輪島塗りのお椀ではあるけれど
十年二十年と使えば決して高いものではなくなる。
こんな風に普段から使って、手入れしたり直したりしながら
ずっと使い続けることの良さを、このお椀から教えてもらっている気がする。

これからも長く使わせていただきます♡
販売店さんと職人さんに感謝であった。


Commented by 香子 at 2016-01-17 11:01 x
あ〜、我が家にも塗りにひびが入った秀衡塗のお椀がある!
こちらの記事を拝見して、塗り元に出さなくちゃ…と思い出しました。
Commented by team-osubachi2 at 2016-01-17 13:28
香子さん
塗りの器ものは買ったところを覚えておかないとこんな時に困りますよね。販売と制作が直結してると更に助かりますもんね。

昔ボロ市で東北から売りに来てるおばちゃんのお店で買ったあけびの手提げ籠、持ち手とのつなぎ目が切れたとき、籠を扱うお店が分からなくなって、他所のお店で問い合わせてもうちで売ったものじゃないから、と、やっぱり受け付けてくれなかったのですよねえ。切なかったです。ボロ市行って、おばちゃん今も来てるか確認したいなあ。20年以上経ってるんですけども、、、。難しいかなあ。
Commented by 朋百香 at 2016-01-18 10:12 x
tomokoさま
同じく「買ったところを覚えてない口」です。次女の塗りのお椀なんですが、内側2箇所にヒビが入ってしまって・・・。なんとか修理してくれる所を探したいと思います。修理さえすれば、新品ですものねぇ。どこかあるはず・・・。
Commented by team-osubachi2 at 2016-01-18 10:23
朋百香さん
ね〜、この手の手工芸はやっぱり出自をはっきりさせておく方がいいんだな〜と思いました。
そのお椀はどこの塗りでしょう?その地方の漆芸組合なんかに問い合わせるっていう方法もありますかね?どこか見つかるといいですね。

結婚前にデパートで買った蓋付き椀なんて(たしかウレタン漆)今月になって気付いたら、天然ではありえない剥落キズができてましたが、これはもうこれであきらめて使い続けることにします。
やっぱり天然漆の勝ち!!でありました。
by team-osubachi2 | 2016-01-17 00:20 | これが好き | Comments(4)