「彦星さんへ」の和歌

いま自分が習っている唯一のものは、月に一度の変体仮名の手習いだけ。
にもかかわらず、なかなかタイミングがあわなくて
毎月行けなかったりもするけど、それでも続けていられるっていうのは
やっぱり好きなんだろうなあ〜、筆を持つことが。
面白いんだろうなあ〜、絵とはまったく異なる線を表現するのが。
もちろん、目標は絵巻物や古書なんかで
一字一句でも読めるようになることなんだけどね。

昨日はまた久しぶりでその仮名文字のお稽古に行ってきた。
今回先生と相談して選んだお題は

「あ末の可はとほ支わ多り尓あらねとも支み可ふ那てはとし尓こ所末て 人丸」

・・・はあ〜?なんて書いてあるですか?
毎度そんなことになる変体仮名。でも、だから飽きないのかも?w

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『天の川 遠き渡りにあらねども 君が船出は年にこそ待て 』
                     柿本人麻呂


Commented by 香子 at 2015-06-13 11:39 x
天の川…季節ですねぇ。
昨夜TVを観ていたら篠田桃紅さんが出てらして
墨って身体に良いのかなと思いました。
まあ墨を毎日擦ってるだけではないでしょうが
御年103歳、カクシャクとしていてお元気でした。
Commented by team-osubachi2 at 2015-06-13 18:17
香子さん
あ、昨夜再放送だったのですね。
私も、夜中に拝見し終えたら、そっと窓をあけて、シンとした冷たい空気で深呼吸したくなりました。録画して何度となくくり返して見てしまいます。
あ、篠田監督の『心中天網島』って見ましたか?
かなり泥臭いですけど、あの美術と音楽でとてもするどいアングラ映画に仕上がってますよね。若き吉右衛門さん(細い・・・笑)、上方の人間って感じはしないですけど、当時の吉右衛門さんのなんとな〜く報われずにいる暗さも感じられて「いいな」って思いました。
Commented by fuko346 at 2015-06-14 21:27
美しいかな文字、、、、、素敵です。
でも その前に えっ もう七夕近し、ということは
今年はもう半分以上過ぎてしまうのですね。
夢うつつに 過ぎ行く 時よ、、、、(~_~;)

万葉かな、って そのままはわからないし、現代文字に
なっているものも はてな? これは 正しいのかいな、
って思うことありませんか。
でも その言葉の音の調子、が好きです。
Commented by team-osubachi2 at 2015-06-14 22:42
fukoさん
万葉仮名とか平安仮名とかの違いはよくわからぬままお手本(もち印刷物)を見ながらの手習いです。
仮名文字の歌ってどうも「音(おん)」優先みたいで、その音にどの字をあてはめようと、たとえば「ま」の字も「末」だろうが「満」だろうが「万」だろうが、それは書く人の感性で違ってていい、というように伺いました。
原本からいっとう最初の写しはもしかしてそのままだったかもしれませんが、きっと和歌が普及するにしたがって書いた人のいわば感性のままの当て字で変わっていったかもしれませんね。たとえば定家が編さんして記せば、それは原本通りの仮名文字ではなくても、定家本としてまたさらに広まってゆくといったようなことなんだろうと思います。(もっとも、私のいうコトはうろ覚えで信用なりませんけども〜 ^_^;;)
「音」優先だから、たとえばこのお手本も、「...あらねども、きみが...」の読みの部分が「...あらねど」「も、きみが…」で切れててもおかまいましってところが現代人からみると不思議です。
by team-osubachi2 | 2015-06-13 11:16 | 日々いろいろ | Comments(4)