伊兵衛とざざの会

とまあ、そんなワケで、お肉を食べたいのがメインか
おねえさま方の伊兵衛織をお召しの姿を見たいのがメインか
自分ではよくわからないまま(てゆーか、どっちもよネ)
お集まりいただいた「伊兵衛とざざの会」。

これぞ伊兵衛織と織元サイドの方々もおっしゃるという
一番オーソドックスなタイプの赤と黒の縞をお召しなのはOさん。
この日は可憐な花模様の染め帯をあわせて・・・。

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Oさんとは何度かお会いしているけれど、
そもそものキッカケが3年前の伊兵衛織の展示会でだった。
http://okakara.exblog.jp/17233360/
何度見ても、この方にこの縞はよくお似合いだなあ〜と思う。

方や昨秋、伊兵衛織の最後の展示会で飛び降りたという朋百香(tomoko)さんは
黒とベージュの地に、黒の「雨絣」がポツ、ポツと飛んでいる一枚。
すらりとした長身にこの着物がまたよくお似合いなんである。

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↑シュッと縦にするどく切り込むように入る絣、見える?

朋百香さんのブログでも記事があがっているので、詳細はこちらで。
「胡蝶の夢」http://tomoko358.blog102.fc2.com

この日あわせていらしたのは、黒の塩瀬に宝船の柄。
そうそう、お江戸はいま酉の市の季節。22日は二の酉だもんネ。

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もうお一方ご参加いただいたマダムS子さんは
ベージュの地に、いろんな色糸が走る横段のお召し物でご登場。

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簡素に「ベージュ地」といっても黒とベージュの糸が縦横の交差して
光の加減で見える色が変化するのが伊兵衛織とざざんざ織の特色なのだけれど
まあ〜〜〜しかし写真に撮るのが難しい。
色が出ない出ない。

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この横段はなんといっても立ち姿が素敵なのであるが
撮ってみたものの室内照明の加減もあって上手くいかなかった。残念!

こちらもS子さんのブログで見ていただくのが分かりやすくていいかも。
「きもの暦」http://klaramama.blog23.fc2.com

マダムS子さんは、これが伊兵衛織の最後と決意をかため(?)
濃紺地の帯もお嫁にいただいて、この日初下ろしということだった。

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以上、今回お三方に集っていただいたおかげで、
伊兵衛織の「たて、よこ、かすり」の三種類がいっぺんに拝見できた♪

大事なのはネ、布裂れとして見るのではなく
(織物の端切れ束は、それはそれでむっちゃ魅力的だけれど)
それを実際に着物として着ている姿で見られることなの。
着物として生まれた布は、着物として着てあげてこそ、なんであ〜る。

これからお三方はそれぞれこの織物が
ご自分とともにどのように変化してゆくかを楽しまれることでしょう。

このたびはおつきあいいただき、どうもありがとうございました♡
Commented by yukiko at 2014-11-16 22:41 x
皆さまのお姿が古民家の佇まいにすうっと馴染んで、居合わせた他のお客さまが思わず足を止められたのではないかと想像いたしまする(*^_^*)
Commented by team-osubachi2 at 2014-11-17 00:38
yukikoさん
お店を出て角の築地木村屋さんであんぱんを買いにはいっちゃいましたけど、「みなさん踊りの師匠かなんかですか?」って。笑。すぐ側をお着物の女性が通りすぎていったので、近くにお稽古場が近くにあるのかもです。
ホント、築地のクロサワ、ぜひ歌舞伎のときにでも一度いかがですか〜?
Commented by 神奈川絵美 at 2014-11-17 20:39 x
こんにちは! 縦横縞と、さながら伊兵衛&ざざんざのファッションショーみたい!Oさんとの出会いの記事、私よく覚えています。こうして着物縁がつながっていくのも、洋服ではなかなか成り立たない愉しみの一つですよね。
花や宝船など、渋くならないはっきりした配色の帯が伊兵衛には合うんだーと、新たな発見でした。
Commented by 香子 at 2014-11-17 21:11 x
今後ともこの集まりには参加は無理だわあ〜と
お料理も含め指をくわえて拝見いたしました〜 (^-^;;
でもこうして何回か画像をアップしていただいたおかげで
友人の着てた物が伊兵衛織なのがすぐ分かり
「すご〜い!よく知ってるねえ」と驚かれました(笑)
ふふ、それだけでも嬉しい♪
Commented by team-osubachi2 at 2014-11-17 22:16
絵美さん
もしもこれに格子が加わればもっとパーフェクトでしたが
ああ、私が格子を一枚持っていればねえ〜・・・無理むり。笑
愉しい集いでした。でもホント、洋服でこういうことってまずありませんよね。
伊兵衛織、どんな帯合わせをするか、本当には人それぞれなのですが、オーソリティの発信に影響されてしまうこと多々ありますね。マネから入るのも着巧者への道ですが、もっとオリジナリティーを発揮して良い着物だという気がします。
Commented by team-osubachi2 at 2014-11-17 22:20
香子さん
いやあ〜、もうこんな風に集まることはないかもですよ、基本、私面倒くさがりですもん・・・。笑
きっと個別にマダム方のお召しになっているところを見られる機会もあることでしょう。
それにしても、街中で普通に着ている人って、なかなか出会えないものですね。展示場内と友だちの着姿しか見た事がない私です。
Commented by ぼたん at 2014-11-26 22:53 x
はじめまして、こんにちは、いつも拝見させて頂いてます。
私も年2回ほど地元の伊兵織り展示会で知り合った地元の着物好きな方々と伊兵織会と称してちょっと豪華なランチ会を開いています。今週土曜日にはメンバーが増えて6人で伊兵会でしたのでコメントしてしまいました。
Commented by team-osubachi2 at 2014-11-27 08:18
ぼたんさん
コメントありがとうございました ♪
伊兵衛織をお召しの方々が集って、きっとあちらこちらで
お食事会が開かれているのだろうなあ〜と思います。
伊兵衛織もざざんざ織も、それを見ているだけではわからない布のチカラ、まとってみて初めてわかりますよねえ。
これからも楽しい集まりが続きますよう。
by team-osubachi2 | 2014-11-16 13:10 | 着物のこと | Comments(8)