道明の箱で(追記あり)

これは若い頃にはじめて買った有職組紐『道明』の箱。

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中をあけると、買った帯締めをくくりつけてあった台紙に
仮名用の小筆を何本か仕組んである。

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その台紙の下に、墨や硯、文鎮など
仮名のお習字に必要な諸道具一式がちょうど上手い具合に収まるのであ〜る。

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だもんだから、この箱ごとお習字のお稽古に持参して
とても重宝にしていたのだけれど、
さすがに年季で、箱の四隅が割れてしまった。

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和紙でも張って、補強しようかなと思いつつ
一年くらいそのままにしていたら・・・

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先日めずらしく新しい帯締めを買ったので、
重宝していた箱を新調することが出来た。
http://okakara.exblog.jp/22440693/

台風の影響も気になるところではあるけれど、
で、今日のお稽古は・・・?
え?ある?あ、あるんですね。

では、しっかり雨支度して行ってくるとしますか。

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「ゆうつくよ をくらのやまに なくしかの こゑのうちにや あきはくるらむ」

ーーー夕月夜 小倉の山に鳴く鹿の 声のうちにや 秋はくるらむ/紀貫之ーーー

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今日はこの歌を短冊にしてみる練習だけでヘトヘトだった。
「なくしか」の「か(可)」の字が「の」みたいになって失敗・・・。
むう〜〜〜ん!!
Commented by 朋百香 at 2014-08-11 22:32 x
tomokoさま
えっ、これで失敗?  いや〜、こんな風にすらすら
書けたら・・・
羨ましいです。
Commented by team-osubachi2 at 2014-08-12 08:30
朋百香さん
いえいえ、私はお手本なしにはとても書けませんし、
細いほそ〜い線も実はじっくりゆっくり書くんだって
習ってみて初めて知りました。
独学ではわからないことっていっぱいありますね。
でも目標は「読めるようになる」なので、ちんたら続けております〜。笑
Commented by abe-mayu at 2014-08-12 11:20
確かに!!美しい仮名文字を書けるようになりたいけど、床のお軸を読めると更に素晴らしい世界が広がりそうです。絵を描く時の筆の持ち方と仮名を書く時の持ち方が違うでしょう。
Commented by team-osubachi2 at 2014-08-12 12:42
abe-mayuさん
変体仮名をやりますとですね、(もちろん全文はとうてい無理なんですけど)部分部分で一句一文が読めるようになるのですわ。すると、たとえば国宝の源氏物語なんかもですね、絵だけでなく、文章を描いた人の様子までもがその書体から浮かんでくる気がするワケですね〜。思い込みかもですが(笑)、ゾクゾクします。
仮名の筆は垂直にたてて書くのはご存知ですよね?でもなんでそうなのかは習ってみてはじめて分かりました。
絵や漢字の楷書は、筆の毛先と腹部分を活かして線(墨部分)のエッジを書きますけど、仮名の小筆の毛先(いのち毛)は、この仮名文字の線の幅のつねにセンターを通るように書かねばなりません。
わかります?直線もハネもトメも、毛先は墨線の幅のセンターを通る・・・つまり仮名の線のエッジのところって、小筆の腹を、わずかな筆圧を変化させて線の強弱出してます。なので常に筆をたてるとそういう線になるワケなのでした。これ、習ってみてはじめて知ったことでした。筆と線質の違いを知るの面白いですね。って、絵にはぜんぜん反映できないかもですけど。笑
by team-osubachi2 | 2014-08-10 13:20 | これが好き | Comments(4)