ピーク・パフォーマンス・ボイヤンシー

今日は関東もいよいよ梅雨入りして、お昼前から雨がザアザア降り出した。
ふう・・・よかった。昨日潜っておいて・・・。
というワケで、昨日も真鶴半島の福浦海岸へ潜りのお稽古に行ってきた。

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潜り初めてちょうど一年。
まだまだスキルは低くて、たとえば海底の砂地なんかを見てしまうと
安心感を求めて、つい足を着けて(着底)しまいそうになっちゃうんだ。

でもね、そうするとね、知らず知らずに砂地にいるちいさな生きもの達の
巣穴を壊しちゃったり、悪くすると傷つけたり殺しちゃったりするワケよね。
(珊瑚礁の海によっては着底禁止!ってところもあるんだって)

だからそんなコトにならないよう、悪いクセがついてしまう前に
どんな深度でもちゃんと安定して浮いていられるスキルを受講した。

f0229926_12575869.jpg←オハグロベラ
photo by Frontier

ピーク・パフォーマンス・ボイヤンシーって
どんなところでも必要以上に浮きも沈みもしない
浮力(中性浮力)をとるってことみたい。

f0229926_1373018.jpg←産卵に来ている
アオリイカたち
Photo by Frontier

いやあ〜、頭では理解してても実際海の中でやってみるのって
そう簡単に行くハズもなく、オラオラになりながらも
何度となく練習してみて、ようやく「こんなカンジかな?」
それが少しわかってきたところで、ゆ〜ったり浮かんでいると、
ダイバーに慣れているのか、魚たちも別に緊張するでもなく
かなり側に寄っても逃げずにリラックスしてる様子がわかって、
そうか、ちゃんと安定して浮いてるって、生きものもじっくり観察できるし
こういういいところもあるんだな〜ってわかるのだった。

f0229926_13171084.jpg←アオリイカの卵
Photo by Frontier

毎年このシーズンはアオリイカの産卵が盛んなのだそうで、
大きなのと小さいのとアオリイカのカップルが何組も
青い水に透けるような体で、自分の頭上をヒラヒラと舞うように、
または宇宙船のように(?)浮かんでいるところは、
とても言葉で伝えることが出来ないくらいにファンタスティックな眺めだ♬

f0229926_13224987.jpg←東海道線と
海岸沿いの道も
緑の向こうに見えて

そんなこんなを楽しみつつ、この日の海洋実習も無事2本潜り終えた後、
根府川の斜面にあるすこぶる眺めのいいカフェレストランへ移動。

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パンシチューのランチセットで遅めのランチをいただいた。
苦みの効いたアイスコーヒー、疲れた身体にほどよく効いてくれた。

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これからの季節、テラスからの眺めは最高だろうな。
海と仲良くなるたびに、神奈川の海が好きになる・・・♬

SADDLE BACK
http://saddle-back.com
Commented by 神奈川絵美 at 2014-06-05 22:47 x
こんにちは! とうとう梅雨入りしてしまいましたね・・・。神奈川県民ですが山寄りなワタシは、海が季節ごとにどんな表情を見せるのか、かなり興味があります。もう、夏も海に行くことはなくなったし、遠ざかっているなあ・・・。
底に足をついてはいけないって、大事なことなんですね。
Commented by team-osubachi2 at 2014-06-06 08:58
絵美さん
最近のことですが、ダイビングは本格的な登山と同じようなものかもって思うようになりました。ハイキングやトレッキングはシュノーケリングと似ていて軽装備で気軽なところもありますが(でも自然をあなどっては事故のもとっていう点は同じですよね)、でもダイビングはきちんとした学習と装備とスキルが必須で、その日の気象と地理を把握しているガイドさんの有無もかなり大きい。違いは水中はその重装備も重さがほぼ感じなくなるってことと、どんなに長くても一本40〜50分(浅いところで)がせいぜいだということでしょうか。(一日に潜れる深度と時間にきっちりと限界があります。エアーと水圧による血中の窒素濃度の関係といえば、絵美さんなら感覚的にわかりますよね)
海育ちのくせに長い間私は水が怖かったんですよ(たぶん深層心理的なものもあって)。でも、故郷を心で受け入れられるようになったら、こんな風に海の呼び声に逆らえなくなっちゃいました。(相方の影響も大きいのは云うまでもありませんが/笑)絵美さんは群馬の生まれですし、山の呼び声がきっと響いているのかもしれませんね?うふ。
Commented by fuko346 at 2014-06-06 11:09
今の時期って 海は透明なんですね。
写真 楽しませていただきました。

が、ご紹介されているカフェのサイトへ行って
あじ丼に目が釘づけになってしまったのでした。
美味しそう、、、、
Commented by team-osubachi2 at 2014-06-07 00:11
fukoさん
いえいえ、残念ながら相模湾や駿河湾の海はまだ春濁りの影響が残っていて、せいぜい8mくらいしか見えないんですが、お天気が明るくさえあれば海の中も(せいぜい13mの深度)十分明るいなあってカンジでした。この辺りの海の透明度があがるのは秋から冬なんですって。
*夏場は日本海の方が透明度はいいみたいです。
潜ったあとの魚ご飯も・・・ぶひひひ〜な美味しさであります〜♡笑
Commented by 朋百香 at 2014-06-07 09:22 x
tomokoさま
また、今回も綺麗な海の中、楽しく拝見させて頂き
ました〜♪  ピーク・パフォーマンス・ボイヤンシーって
人生にも通ずるような・・・。
アオリイカの舞う姿、さぞや神秘的なことでしょうね。
想像してウットリしています〜。
Commented by 香子 at 2014-06-07 10:35 x
なるほど、海底に降り立っちゃ行けないんですね。
いろいろと勉強になります。
〆のランチもいいですねえ♪
Commented by team-osubachi2 at 2014-06-08 06:38
朋百香さん
>ピーク・パフォーマンス・ボイヤンシーって人生にも通ずるような・・・。
あ、そうかもです!どんな深度でも中世浮力でいられるよう、装備にタンクの空気を入れて調整もしますが、自分の呼吸で小刻みに浮いたり沈んだりして調えるんですけど、オタオタせずに落ちついて呼吸することなど、学ぶところ大なのでした。
玉三郎さんが、海の中の世界を、どんなに言葉を尽くしても伝えることができない、とおっしゃる意味がほんの少〜しずつ分かってきた気がします。
Commented by team-osubachi2 at 2014-06-08 06:46
香子さん
レクレーションで潜っていい海は水深30mまでなので、それだと砂地やサンゴ礁など海底のあるところもありますが、またさらに深い所でそれ以上沈まないようにする必要もあるワケですね(深いところほど沈むのが早いのです)。あと、絶対に触っちゃいけない危険な生き物も底地にいたりするので(^^;; 中性浮力って大事なのでした〜。
by team-osubachi2 | 2014-06-05 13:39 | 海に潜る | Comments(8)