清水とき著『きものに生きる』

雑誌「美しいキモノ(ハースト夫人画報社)」でおなじみの清水とき先生の
新刊『ー清水ときの教えーきものに生きる』が上梓されました。

着物が大好きでいらっしゃって御歳九十になられる
清水とき先生の着物の写真とお話とがたくさん詰め込まれた本です。
月ごとのテーマに沿った着物や装い方の章や、先生自ら全国各地の
染織の産地を訪ね歩いて作り手さんたちを紹介されている章、
(私の大好きなざざんざ織や牛首紬の産地も紹介してありまして)
着物の歴史をおさらいできる章などなど、
カラー写真をふんだんに使って紹介されています。
ご興味のある方は、ぜひお手にとってご覧いただければと思います。

(巻末手前に紹介されています、先生の「とき結び」と
「立て矢くずし(半幅帯)」の結び方のポイント解説で、
少しだけイラストのお手伝いをさせていただきました)

清水とき『きものに生きる』/ハースト婦人画報社
http://www.hearst.co.jp/product/utsukushiikimono/info/node_7196

f0229926_1172933.jpg


ところで、私事ですが、もうかれこれ四半世紀ほど前、
まだペーペーのグラフィック・デザイナーとして勤めていた頃、
勤務先のデザイン事務所や広告制作会社は、偶然ながら、
いずれも表参道と渋谷の間にあって、時おり道筋を変えながら
京王井の頭線渋谷駅からてくてく歩いて通勤していました。
そんな会社の行き帰りに度々目にしたビルのひとつが
清水とき先生の着物専門学校でした。

その後、20代半ばで会社勤めを辞め、フリーでイラストを描く仕事に転換し、
歌舞伎座でみかけたご年配の着物姿にほだされて着物を着るようになったのですが、
あれから20数年たったのちに、あの清水学園専門学校の清水とき先生のご本で
お手伝いをさせていただくことになるとは当時の自分には想像もつかないことでした。

ご本のおしまいに記されている
「あとがきに代えて きものを愛する人々に贈る」を読むと、
今も、これからもずっと着物が好き!というお気持ちがとてもよく伝わってきます。
どうぞこれからもお元気に、ますますのご活躍をお祈りしています。
Commented by abe-mayu at 2014-01-07 10:24
着物を着るときは背筋がしゃんとします。
洋服と違う所は心構えから整えるところでしょうか。
将来あんな風になりたいと思う女性の先輩との出会いは宝物ですね。
今年もブログを楽しみにしています。
Commented by セージグリーン at 2014-01-07 13:35 x
縁は異なもの、不思議なものですね。でも、Tomoko様の着物好きの底流に、清水とき先生の着物専門学校があって、サブリミナル効果を発揮していたのかも?いやいや冗談ですが。
それにしても、また得意分野でのお仕事で、何よりでございました。
おめでとうございます。
Commented by team-osubachi2 at 2014-01-07 14:14
abe-mayuさん
私もこのごろようやく着物を着るとしゃんとする感覚がや〜っとわかってきたかもです(今ごろ?)。もっとも、一日出かけて帰宅するころには萎えてしまってますが(笑)。
着だしたころから若い人の着物姿に憧れることはまったくなくて、ご年配の方ばかりに目がいってしまうのは、やっぱりさりげない着姿と着こなしに漂う年季(姿勢しかり)に惹かれるせいかもしれませんですね。
今年もよろしくお願い申します〜。
Commented by team-osubachi2 at 2014-01-07 15:41
セージグリーンさん
いやあ〜すっかり忘れてしまっていましたが、学園の前に立っていらっしゃる先生の写真を見て思い出しました。あの当時、着物にはぜんぜん興味なかったんですよ,私。ははは。時代小説とか大好きだったくせにね。
人生わからないものです。
好きな着物でお仕事をいただいてるのは本当にありがたいことですけども、ことさらなお祝いをいただくにはあたらないカット仕事ですので、メッセージは先生の上梓へのお祝いの言葉として頂戴いたしますね。
感謝。
Commented by 朋百香 at 2014-01-07 16:39 x
tomokoさま
90歳まで元気できもの着てお出掛けできるかしら?
と、考えると凄いことですね〜。
とき先生にそちらの方をご伝授願いたいですー。
私なんかこの着物、後何回着られるかしら・・・? 
なんて、考えちゃいますから・・・。
その割に購買欲の方は全く衰えませんけどね(笑)
Commented by team-osubachi2 at 2014-01-08 11:20
朋百香さん
これは想像ですけども、高齢までご活躍されている方々は元々持ってるエネルギーが違うんだと思います。笑
それと、これも想像ですが、たぶん「何歳まで着られるかしら?」って考えたコトもなくて、ただ好きなコトに邁進してるだけかも・・・なんて思うことがあります。
だからきっと、あと何年着られるかしらって考えるより、あれ着たいわ〜♫、これ欲しいわ〜♫ っていう気持ちによりフォーカスしておくだけでよろしいんですわよ、きっと!・・・って思う私であります。笑
最終的には金さん銀さんぢゃないですけども、しんどくなったらどんな着物にも半幅帯でいくかなあ〜♬
by team-osubachi2 | 2014-01-07 09:35 | 着物のこと | Comments(6)