ヒグラシの詩

人が残暑だ残暑だと騒いでいても、虫たちはちゃんと次の季節に入っていて
いつのまにかセミは鳴かなくなって姿を消していった。

先週末の朝、マンションの外廊下に
ちいさなヒグラシのメスが息も絶え絶えの様子で落ちていたので
うちへ連れ帰って最期を見届けた。体調わずか25ミリ。

昨年あたりから近所の公園でも、ほんの一匹か二匹
鳴き声がするようになって(鳴くのはもちろんオスだけだよ)
「メスが来てくれるといいなあ〜」なんて思いながら聞いていた。
だからそのヒグラシのメスをここで見かけられたというのはとても嬉しい ♬
無事に産卵を終えていればいいけれど・・・。

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そういえば、この夏、はっきりとクマゼミの声も聞いた。
ウワサには聞いていたけれど、西日本にしかいなかったクマゼミも
いよいよ関東で繁殖してるんだなあ。

ガタイの大きなクマゼミの声を散文とすれば、
ちいさなヒグラシの鳴き声は詩だと思う。
来年もどうかここでヒグラシの詩を聞くことが出来ますように・・・。
そう願いつつ、動かなくなったヒグラシを
鉢植えのケヤキの根本にそっと埋めた。
Commented by fuko346 at 2013-10-15 12:13
きれいな写真ですね。

蝉が落ちていると 夏が終わるなあ、と感じます。
落ちていても姿がきれいなので 私もしげしげ見ていることがあります。

ヒグラシさんの カナカナ。
近くでいっぱいで鳴かれるとすさまじい音量なのでございます。
クマゼミに勝つかもしれません、、、。
Commented by team-osubachi2 at 2013-10-15 12:29
fukoさん
>近くでいっぱいで鳴かれるとすさまじい音量
ふふふ、はい、ちょこっと分かります。いっとき名古屋在住の兄夫婦が養老のお山近くに住んでいたことがあり、夏、遊びに行って朝な夕なにヒグラシの大合唱を聞きビックリしました。
こちらはほんの数匹が踏ん張っていて、はかなげに聞こえます〜(笑)。
あのちいさい体であの大音量、短い時間にお相手探しに費やすパワーはホントにスゴイですね。人間の青年男子諸君よ、弱ってる場合じゃないぜ!って思っちゃうくらいです。(笑)
Commented by 朋百香 at 2013-10-15 16:22 x
tomokoさま
ヒグラシ、一番好きだな〜、蝉の中では。
そちらとそれ程、離れていないのに、こちらでは鳴き声
聞けませんでした。
来年は捕獲に行くかな・・・(笑)
Commented by team-osubachi2 at 2013-10-15 18:17
朋百香さん
この丘の上にある大長屋(笑)のすぐ周辺に、横浜市が大地主さん所有の広い敷地を公園として借り受けていて、そこの樹木がウグイスや虫たちのいい中継地になっているようです。
まあ、たとえばfukoさんのお家のような里山の自然にはとうてい適わないんですけどもね、わずかな敷地でも人が入れないエリアの大樹の蔭にはいろんな生きものがやってきます。
ヒグラシ、来年はそちらでも聞けるといいですねえ。でも日本蜜蜂、よございました!
Commented by セージグリーン at 2013-10-15 21:24 x
近くに沢山の木々に囲まれた大きな団地がありますが、ヒグラシの鳴き声は聞いても、姿は見えません、、、。儚げな佇まいですね。
クマゼミは熊本の楠をこちらに移植した際に、根に幼虫が付いていたらしいとの話を聞いたことがあります。夏に帰省すると、クマゼミの鳴き声がシャワーのようです、、、。
Commented by team-osubachi2 at 2013-10-16 08:40
セージグリーンさん
>クマゼミは熊本の楠をこちらに移植した際に、根に幼虫が付いていたらしい
ほお〜、そういうこともあるかもですね。実は楠が寒さに弱い樹木だと知ったのはつい数日前のことでした。テレビで見た代々木の杜の植樹のおはなしで。たしかに西日本などへ行くと、楠、立派なのが多いですもんね。私が若かったころはクマゼミの存在知らなかったのでした。セミの声、夏の音・・・また来年。
by team-osubachi2 | 2013-10-15 09:23 | 生きものの世界 | Comments(6)