まるで落語のような

日曜の朝になって知った話題のニュースがひとつ。
アメリカのニューヨーク州に住む人が、数年前にガレージセールで
「3ドル」で買ったという茶碗が、なんと北宋時代の白磁とわかり、
このたびサザビーズの競売にかけられ、
「2,225,000ドル」で落札されたっていう・・・。
(222万5千・・・数字だけ見てすぐにケタを読めないのが哀しい)

えっと?円にするといくら?(ネットで検索したほうが早いっか)
ふむふむ、なになに、うわっ!!
約280円がなんと約2億1千万円に・・・ですかあ〜?!
ま、1枚だけ買った宝くじが見事に当たったみたいな確率かもだけど、
まるで落語の「井戸の茶碗」と「茶金」を混ぜ合わせたようなお話だ。
あるんだね〜、世の中にはこんなことが。

そもそもガレージセールに売りに出した人は、
どこで手に入れて、どうして売りに出すつもりになったんだろう?
3ドルで買ったという人は、家で飾っていたその茶碗の価値が
最近になって気になって鑑定してもらったというから、
直感的なセンサーが働いたその結果、夢のような大金を手にした。
う〜ん、ガレージセールにポンと売りに出した人のように、
モノへの執着も薄くセンサーが働かない人間には、
こういう運は舞い込んではこないのだろうか?

落語の「井戸の茶碗」から言えば、大金を手にした人は
ガレージセールに出した人にもおすそ分けしても良さそうなものだけど、
(落語から言えば、の話ですよ)
どうだろう?そんなコトはしないかなあ〜?

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不思議な運命をたどってきた話題の茶碗は
写真でみたところ、白くて味わいがありそな様子に見える。
切り込んだ模様はまるでお花の額のようだ・・・。
そういう美しさの虜になった人がこの競り合いの中にいたのだろうか?

どちらかといえば、これも落語の「茶金」や「猫の皿」のように、
いつの時代も欲の皮が突っ張った人間がそこここにいて、
222万5千ドルにまで競ったおかげで
この話題もドカ〜ン!とたいそうな大物話になった。

われわれ庶民にすれば途方もないお金の話だけど、
落語的な見方をすれば、ちょいと面白くなるね。
Commented by りら at 2013-03-26 06:01 x
こ、こ、これだからガレージセール(ハウスセールという家の中の物丸ごと売ります!ってのもあるんですよ。)は見過ごせない!って・・・・
この国の宝くじが当たるのは隕石に当たるより確率が低いんだそうですが、それよりもっと低い、夢物語ですねぇ。
でも、なんかニマニマしてしまうお話ですよね。
Commented by team-osubachi2 at 2013-03-26 07:42
りらさん
いや〜あ、まったくもって夢のようなお話ですね〜。って、夢じゃないけど、他人事ってところが安心して笑って聞いてられる訳でして(笑)。
売りに出した人はこのニュースを見たかなあ?でもって、あれ、売ったの自分だったって思い出したかなあ?って、人間模様をあれこれ妄想して愉しんでます。(笑)。
Commented by 朋百香 at 2013-03-26 07:48 x
tomokoさま
おおー、夢のような現実のお話。
tomokoさんのおっしゃる通り、この人には
「おすそわけ」ををしてほしいですね。
私が言っているのは落語的にはでなく、人間って
持ったことのない大金を手にすると人生狂っちゃう
ものですから・・・。その点、買ってしまったきものの
支払いをどう算段するか悩む方が幸せかも
しれません。(って、どうして話がここにくるかな〜)
Commented by team-osubachi2 at 2013-03-26 08:04
朋百香さん
身の丈にあわないお金は、ホント、身を滅ぼしますね。
3ドルで買ったという人が、これまたどのような人物であるのか、そこんところも妄想の材料として(?)興味がわきます。
>きものの支払いをどう算段するか悩む方が幸せかも
そうですとも!これからも、どんどん悩んでくださいまし〜(笑)。
by team-osubachi2 | 2013-03-26 00:07 | 日々いろいろ | Comments(4)