目立たずに着る

着物を着始めて最初の十年ほどは
さかんに着てさかんに自分の姿を写真に撮ったりしたものの、
(もちろん当時はフィルムカメラしかなかったけど)
長く着続けていると、自分の着物姿なんてもうどうでもよくなって、
いまは気が向いたときにたま〜に撮るくらい。

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昨日は久しぶりに撮った。
志の輔らくごに着たのは黒地に細く白い小格子の駒結城。
パルコ劇場の客席に着物姿の人は他に見かけなかったようだけど、
着物の人がいない中では、こういう目立たない着物はなかなか便利で、
黒い着物が似合わない自分でも(ことに染めの黒がね〜)、
これはスーツだとかジャケットみたいな気分で着られるので
案外重宝する一枚である。
あわせた帯は八重山ミンサーの半幅帯。

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でも、黒だの焦茶だのばかりぢゃあ
色気がなさすぎるから、黒の下に赤を着た。
長着ではもう着られない赤も、下に着るぶんには
人さまの目に迷惑(?)にはならないのであ〜る。

はじめてやってみた組み合わせ・・・けっこう好きかも ♪
でも、もし十年若かったら、ちょいと嫌味っぽいかな?
年齢をとるって、いいコトもあるね。
Commented by ake at 2013-01-20 09:28 x
好みの結城です!私は一度も半巾でお出かけしたことがないのですが、格好いい半幅!お江戸の粋というものですね。Tomokoさんらしい!


それに赤も効いてます。バックからみると!それがおしゃれ!

ほんものの年寄りのわたしも最近は,きものでは似合わないピンクなのですが、さりげなく、長襦袢、帯で使ってみています。(わたしの箪笥で預かっている)娘のものを借りて!!爆。
Commented by ルリ子 at 2013-01-20 09:36 x
Tomokoさま、

この取り合わせコーデ、 好きです。  ちょっとハンサムウーマン的で。
目立たないけど、実は目立っている! 
良いですねぇ。 着物は何年も何十年も着られ、その年によって小物で違えれば着られるので。
Commented by team-osubachi2 at 2013-01-20 13:44
akeさん
赤城地方で織られた着物の特徴で、生紬ほどでなく真綿ほどでもなく、ちょうど張りと柔らかさを兼ね備えた着やすい着物です。男性もののシャツにこんな柄がありますよね、だからなんとなくマニッシュな気分になります。
半幅帯愛用者でして、気軽なお出かけのときなんかはたびたびこんな格好で出掛けてます~♪ たぶんこのままおばあちゃんになってもこんな成りでいくかもですね(笑)。そのときにはakeさんのようにピンクを上手に取り入れたいものです~。
Commented by team-osubachi2 at 2013-01-20 13:48
ルリ子さん
これも10年以上前に手に入れたものですが、どんだけ背伸びしてたことかと今頃になって恥ずかしい思いですが、背伸びのおかげで今もこれからも着られる着物です。ははは。何がさいわいするかわからないですね。
ハンサムウーマン、いいですね~、目指したいです!
Commented by 香子 at 2013-01-20 19:36 x
シブい着物に派手な襦袢、バッチリです (^_-)-☆
ワタシも母譲りの緋色襦袢を仕立て直し完了していて出番待ちです。
若い時に赤い襦袢はともすると色気過剰になりますが
年を重ねて行くと良い具合に似合って来ますよね。
経験値が増えて何でも着られるようになってきてるので
これからがますます楽しみです♪
Commented by team-osubachi2 at 2013-01-21 00:14
香子さん
このごろお元気かどうかわかんないんですが、扇橋師匠が高座にあがられるときには黒紋付に赤いお襦袢をお召しで、師匠の飄々とした風情にこの赤がなんとも好いのでして〜♪まあ、落語家さんと素人では比較になりませんが、すがれた風情に差す赤って本当に効果的です。
経験値、ホントですね〜。これからも楽しみませう〜!
Commented by sogno at 2013-01-21 07:34 x
粋です!クワッコイイわあ~~
チラッと見えるところが素敵ですよ。私はこういうところは
見逃しませんよ~(笑)
千葉市美術館のきもの展で、明治期のある着物を展示して
いましたが、それなんか一見無地なのに、実は下前の
裾のところに豪華な柄が潜んでいるという・・・
マイッタ!でしたね~
お名前は覚えておりませんが、以前年配の落語家さんで、
袖口から紅絹がチラッとこぼれた方がいらっしゃいました。
凄く印象的でしたけど・・・
Commented by team-osubachi2 at 2013-01-21 15:32
sognoさん
「すっきりアカ抜け」は私の着物姿の目標です〜。でも、無骨、泥臭、田舎っぽい紺絣に赤い帯なんかをあわせるのも大好きですけども〜 ♪どこかに赤をもってきたいですね〜、やっぱり。
お話の落語家さんはどなたでしょうねえ。小三治さんが扇橋師匠がけっこう好きみたいで、以前何度となく二人会をやってましたが・・・。今どうされているのかなあ。
千葉美術館、行きたいですねえ〜!ああ、どうしてこうも時間が足りない〜!?
Commented by 櫻子 at 2013-01-23 00:53 x
本日、お鍋をつつきながら志の輔師匠の紺屋高尾のVを楽しみました。
WOWOWさん様様です。パルコ、早くやってくれないかなぁ(^o^)

お着物、落語な感じでいいですね〜
根付の付いたちっちゃいがま口とかも似合いそうです。
長屋のおかみさん風(笑)
Commented by team-osubachi2 at 2013-01-23 14:09
櫻子さん
よかったら , BS-TBS の落語研究会もチェックしてみてくださいね〜。
そうだ、こんな半幅だけのときなんか、提げもの、いいかもですね。
がま口、小津さんの「晩春」で杉村春子さんが鶴岡八幡宮だかで小銭拾っちゃうの、シャッと胸元にあるがま口に収めて、パパッと胸元おさえるとこなんて秀逸です〜♪
by team-osubachi2 | 2013-01-19 23:30 | 着物のこと | Comments(10)