秋の日の浅草さんぽ

昨日は文化の日。
友だちとぶらりと浅草へさんぽしに出かけた。
こんな秋の日のさんぽ着にはお気に入りの久留米絣に袖を通す。

ーーーちはやふる かみよもしらず たつたがわ
からくれないに みずくくるとはーーー

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「ちはや」「ふる」と、裏返した「からくれない」の文字。
その間を縫うように、判じものよろしく秋の絵カルタが織り出された久留米絣。
パッと見、温泉浴衣みたいだけど、なぜか好きな秋の普段着。
(八掛けが明るいひわ色なの、はやくとり替えたい〜!)

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昨日は『時代祭り』で浅草雷門界わいはすでにたいそうな人出。
そこからちょっと離れただけで静かになる路地の一画にある
「丸美京屋」さんへむかう。昨日から、
そこの2階にあるギャラリーではじまった
浅草の履き物の楽艸さんと一衣舎さんの秋の展示会に行った。

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わが友人であり楽艸プロデューサーである高橋由貴子女史の着物は
薄い苔色に唐草模様を染めた紬。「風呂敷から作ったの♬」
という言葉に、同行した友だちが「ええ〜?!」・・・って、うそウソ。
私は彼女がこれを手込めにする瞬間を見て知っている。

こんなのがサラリと着こなせるのはこの人のキャラに合っているから。
お襦袢も面白いねえ〜。
袴の紐につけてるミニ草履はお友達の手作りだって♬

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そんな高橋由貴子女史が、今回こんな履き物を出していた。
うわ〜、どこで履くの、これ〜?
この白いモフモフ草履は、クリスマスパーティーの室内履き用だって。
私だったらおうちで仕事するときに履いていたいかも。

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とまあ、そんな時事ネタな草履やバッグだけでなく(もちろん)、
本寸法の美しいバッグや草履や花緒も並べられていて、
一衣舎さんが並べる布たちもまた、どれも力がこもっていて
惚れ惚れするような手織りの布ばかりだった。
そんな展示品を眺めて、しばらくアドレナリンを体中にめぐらせてから、
レトロなギャラリーを後にした。

そのあと、時代ものパレードを見ようという人垣を越えて
浅草寺界わいにむかい、仲見世の「かづさや」さんで、
売り子のおばちゃんとおしゃべりしながら羽織紐を買い、
(白い化繊の半襟はいつもここで買う)
新仲見世の「帯源」さんで友だちの紹介でここの若旦那と立ち話を楽しみ、
観音裏にでて友だちの好きな「粉花」のパンを買い、
隅田公園脇の「アワーブス」で遅いランチをして帰ってきた。

日中は日差しが温かく、ショール一枚で歩きまわれたものの
帰宅するときには道中着を着て帰った。
おだやかな秋の一日、楽しい浅草さんぽだった♬
Commented by 香子 at 2012-11-04 01:12 x
わわっ、うさぎちゃん草履♪
Commented by team-osubachi2 at 2012-11-04 09:52
香子さん
ほかにはトナカイみたいなのも~♪( ´θ`)ノ
Commented by sogno-3080 at 2012-11-04 15:52
着物で浅草散策、羨ましいなあ~
こちらのお着物、遊び心満点で、粋ですね!
小三治師匠のCD「千早振る」を思い出して、親しみを
感じてしまいます。
お写真の方の襦袢の袖、気になりますね~
Commented by team-osubachi2 at 2012-11-04 20:32
sognoさん
久留米絣にときおり面白い柄を見つけたりしますが、こんなのは初めて見たのでついポチッと・・・(リサイクルの新古品で安かったのでした)。
じゃあ、今度浅草へ行きましょうかね。墨田川べりのカフェムルソーへご案内しますよ♬
友だちの長襦袢も面白くて、袖口からチラチラ見えるので、思わず見せてもらいました。長襦袢での冒険はまだハンパ者の私です〜。
Commented by りら at 2012-11-05 14:25 x
わわわ!パーティーの室内履き!欲しいです!!

Tomokoさんの久留米、ホントカッコ良く素敵ですよねぇ。
ポーズもお着物の雰囲気に合ってます!
Commented by haru_rara at 2012-11-05 16:16
久留米絣、いいですね。面白い。クリックして大きい画像でよく拝見しました。
私は、着道楽だった伯母の着物など、いまだ箪笥のこやしです。
もったいないですよね。。。
浅草、もうずいぶん長いこと行ってませんが、懐かしいです。昔と変わったのかな。
遅れましたが、ブログアクセス100,000人おめでとうございます。
これからも楽しみにお邪魔しますね^^
Commented by team-osubachi2 at 2012-11-05 20:17
りらさん
おひとつどうです〜〜?モフモフ草履、ぜひ! ^o^ )〜♬
お問い合わせは楽艸さん/ info@rakusou.co.jp へ。

>ポーズもお着物の雰囲気に合ってます!
自意識過剰(笑)。でも、褒めていただいてありがとうゴザイマス!
Commented by team-osubachi2 at 2012-11-06 20:41
haruさん
昨日だか一昨日も、アンティークの久留米絣らしきものを直したジャケットをお召しのおばさまを見かけましたが、忘れ去られていた布が息を吹き返してその寿命をまっとうするなら、まあいっか、と思いつつも、私個人は、あの手の古着を洋服に直して着るのがどうにもイヤみたいでして、絣模様はやっぱり和服(長着、もんぺ、うわっぱりなど)で着る方がカッコイイんじゃないかと思っちゃうんです。それでこうやって着物着てるのかもしれませんねえ。
浅草、観音裏あたりなど、この数年で若い世代がちょっと面白いお店を持ち始めているみたいです。「粉花」のパン、オススメですよ♬ お里帰りのさいにでも機会がありましたらぜひ。
Commented by 櫻子 at 2012-11-08 22:44 x
Tomokoさんもお友達も、ご自分に似合うものをよーくご存知で、
とても自然に着こなしてらっしゃるのが見ていて心地良いです♪
袴姿も新鮮!裾が絞られている袴もお洒落ですね。
昔は母がこんな格好に襷がけで掃除などしておりました。
(もっとも母のはホントに作業着的もんぺでしたが…笑)
Commented by team-osubachi2 at 2012-11-08 23:20
櫻子さん
この袴は一衣舎の木村さんの考案で、すっごく簡単で面白い作りなんですよ。足を入れる部分を別個に作っておいて、それを身半分スライドして重ねて紐で綴じ付けてあるんです(わかるかな?)お股のところ、縫い閉じてないんです。普通の袴は後ろ姿はお尻んところとお股んところがどうしてももたつくんですけど、これは身につけると前も後ろもきれいなドレープで下半身すっぽり覆ってくれるんです。後ろ姿がキレイなラインで決まるんですよ。
かく申す私が以前「きものサロン」の誌面で作り方の図解を描き起こしたので知ってるんです。これ、いつかブログで掲載できないかなあ〜。自分でもいつか作ってみたい袴です♬
by team-osubachi2 | 2012-11-04 00:45 | 着物のこと | Comments(10)