はじめてのダイビング体験

去年の夏は富士山へはじめて登ってみた。
けっこうしんどかったけれど、すごくいい経験をしたと思った。
で、だからというワケではないけれど
今年の夏ははじめてダイビングを体験してみることにした。

8月14日火曜日のこの日、
すでに潜れる相方が長年お世話になっている
石川県のAダイビングショップのオーナーで、大のベテランダイバーでもある
Tさんが今回私の体験ダイビングを担当してくださった。

まず、泊まる民宿のテレビでDVDを見ながら
体験ダイビングについてざっと説明を受けてから
仕度が整ったところで浜辺へでた。
米ノ海岸に設けられている石段のところで、
今回一緒に潜ってくれるという相方に補助されて
すでに用意されていたウエットスーツや機材一式を身につけてみた。
ズシーン・・・!
うへえ〜!ダイビング機材ってこんなに重いのかあー?!

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それから陸にあがった河童よろしくヨタヨタしながら海に入ると
あたりまえのことだけど、もう機材の重さはまったく感じられなくて、
そんな自分で体感する感覚のひとつひとつが
頭に強く刺激を受けているようだった。

ひざがつくくらいの浅瀬で、波にゆ〜らゆら揺さぶられながら、
機材についての具体的な説明と実習を受けたのだけれど、
水中ではじめて口にするレギュレーターの扱いや
口から息を吸って鼻からはいてマスクから水を出すことだとか、
ちょっぴり水への怖さと緊張もあって最初は少しばかり混乱もした。
でも、何度かくり返すうちにカンジがつかめてきて、
じゃ潜りましょうか、というコトになった。・・・ドキドキ♬

f0229926_7594989.jpgphoto by S.Y.

ダイビングのコトは門外漢で、詳しいことは何も知らないのだけれど、
「コースディレクター」とかいういちばん上の資格を持っている
私よりいくつも年上のTさんは、海中ではまるで大きなウミガメみたいで、
「この人にまかせておけば大丈夫」という絶対的な安心感があった。

海中の気分としては、そのウミガメによって、
越前の海の底にある竜宮城のお庭の入り口を案内してもらっている
・・・そんな風な感覚があったのだけれど、
一緒に潜ってくれた相方が撮った写真を見ると、
不法侵入したヘナチョコ者が監視員になんだか首根っこをつかまれて
「強請連行」されてる?・・・みたいな図に見えるなあ。
(もちろん、そうじゃないけどネ)

f0229926_811462.jpgphoto by S.Y.

スゥーーー、ボコボコボコ〜〜〜、スゥーーー、ボコボコボコ〜〜〜・・・。
「海中で息を吸う」という感覚もはじめてなら、
顔を豪勢な泡だらけにしながら息をはくというのもはじめてのコトだ。
へえ〜、そうか〜、ダイビングの呼吸ってこんなカンジなんだ〜・・・。

潜水中に必須の耳抜きも難なくできたので、
Tさんに連れられて少しずつ少しずつ深く潜っていきながら
生まれてはじめて海の中を散歩した ♬

f0229926_8315022.jpgphoto by S.Y.

海に入るとき、曇天の下で陸から見た水面の色は
藍にも似た深い青色だったのに、いざ潜ってみたらば
私が潜った範囲の海中は思いのほか明るくて、
水の色も(写真よりももっと)軽やかでとてもキレイな海の色だった。
へえ〜!海の中ってこんな色してるんだ〜〜!!

上からは見えないけれど、浅瀬なんかには
クサフグの小さいのがちょろちょろとたくさん泳いでいたし、
ちょっと奥にいっただけで、いろ〜んな種類の魚がいっぱいいて
いくつも群れていたり、浮かんでいたり、隠れていたりした。
(地味な色合いの中、一点ウルトラマリンブルーのソラスズメダイもいた ♬)

ガラス越しに見る水族館の魚たちと違って
自分が近づけば彼らもサァーッと動くという、
考えてみればそんなあたり前のコトにも新鮮な驚きと感動があった。
やっぱり見るだけなのと、カラダで経験するのとはぜんぜん違うなあ〜!

f0229926_8541825.jpgphoto by S.Y.

浅瀬での講習をじっくりやったあと、30分たらずの潜水を終えて、
ふたたびズシンと重い機材とともに海からヨタヨタとあがって
体験ダイビングは無事終了!!
ウエットスーツを脱いだころにはお腹がぺっこぺこに空いていた。

そのあとお昼ご飯を食べながら、
すっかり空が晴れあがって、明るく澄んだ色になった海を眺めながら
何度も何度も海の中での景色を反芻していたら、
ダイビングというのは南の珊瑚礁の海でやるものだと思っていたけれど、
そうじゃないんだなあ〜と、自分の思い込みに気づかされた。
私にも馴染み深いようなすぐ近くの海にも見るべきところはたくさんあって、
「ああ、絵本で見た竜宮城って、きっとこんな海の奥にあるんだなあ〜」と、
なんだか新しい世界をのぞき見てしまったようだった。

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潜在的な水の怖さが完全になくなったワケではないけれど、
見てみたい海の生きものはまっだまだいっぱいいる。
来年にはダイビングのCカード(認定証)
がんばって取得してみよっか・・・な?

今回お世話になったAダイビングショップのTさん、スタッフの皆さん、
そして越前の海に連れていってくれた相方に深くふか〜く感謝♪
ホントにどうもありがとうございました〜!!
Commented by sogno-3080 at 2012-08-19 06:26

竜宮城ワールド、水中写真で楽しませていただきました。
こんな世界が広がっているんですね~!!
海育ちの割には泳げない私、ひたすら羨ましいです ♪
Commented by 朋百香 at 2012-08-19 10:23 x
tomokoさま
きゃ〜、tomokoさんのドキドキ、伝わってきます。
初ダイビング、おめでとうございます。 凄い凄い!
私は潜ったことないけど、「水から上がった時の機材のズシッとした重さ」 なんかすご〜く分かります。
同じ地球なのに海の中は、別次元ですね。
つくづく地球の素晴らしさを感じます。 人間は傲慢にならず、もっと自然と共生してゆかなくてはね・・・。
ヤマちゃんの写真もナイスジョブ!
しばし、涼しさを頂きました。
Commented by team-osubachi2 at 2012-08-19 13:35
sognoさん
私も海育ちなんですが、遊泳不可の海でした。それでもテトラポットが入ってからは、多少チャプチャプ遊んでたんですが、どこか潜在的に水が怖かったんですよねえ。30代でスイミングスクールに通い(平日の大人クラスは、おばちゃんとご老人ばかりでしたが/笑)、なんとか泳げるようになりました。時間をかけて水に親しんでいっています〜。
Commented by team-osubachi2 at 2012-08-19 13:44
朋百香さん
ホント、ナーバスとファンと両方でドキドキしましたが、でもいざ潜ってみたらばとっても素敵な世界が広がっていました。でもsachikoさんなんて50でダイビング始められたんですって。それ知ってけっこう勇気づけられたんですよ〜。
お魚、大物にも出会いたいですけど(はやくも欲です/笑)、地元の馴染みのお魚もこんな風に生きてるってところを見ちゃうと愛おしいものですねえ。どんなことでも「知る」って本当に素晴らしい。自分がこの惑星に生きるとても小さい存在、だけども唯一の存在であると知る事につながっていきますね。

>ヤマちゃんの写真もナイスジョブ!
ありがとうございます。きっと本人も喜びます(笑)。
Commented by 神奈川絵美 at 2012-08-19 21:53 x
わー、私もきっと、こういう体験をすると、竜宮城は絶対実在するっ!って信じちゃうだろうな……。
しかしダイビングの機材、重そうですよね。私たぶん背負った時点でギブアップすると思います……。
Commented by team-osubachi2 at 2012-08-19 23:33
絵美さん
相方が潜るせいもありますが、私はちょっぴり水が怖いくせに、海の生きもの見たさにだんだんこんなことに・・・。^_^ ;)
磯辺は小さな魚のゆりかご。色目は日本海近海で地味目ですが、竜宮城を夢みちゃうような眺めでした。群がたくさんいるにぎにぎしさはちょうど絵美さんの帯の雰囲気に近いかもです〜。珊瑚礁の海も見てみたくなりました。欲ですねえ。
by team-osubachi2 | 2012-08-18 09:10 | 旅をする | Comments(6)