加賀友禅の半襟

着物を着始めのころは、自分はまだ20代半ばだったこともあり
それこそ、赤い刺繍半襟や、小紋や絞りといった
さまざまな半襟を楽しんだ時期もあったけれど、
30代に入ると、すっかりその熱は冷めて、
以来、愛用するのは基本の白か、またはせいぜい生成りといった
無地の半襟ばかりになってしまった。

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先日、思いがけないご縁があって、
私の手元にやってきた手描き友禅の麗しい半襟は
加賀友禅師の宮腰一恵さんによるもの。
地色はあるかなしかのごくごく淡〜い灰色に、
加賀五彩によって二葉葵がていねいに描き出されている。

自分は藍染めの着物の襟元に
この半襟をチラリと覗かせてみたいと思う。
となれば、同じ石川県の産である牛首紬を着よう。
きりりとした藍染めの縞も、こんな半襟を合わせたなら、
自分の顔だちもずいぶんと優しくなりそうな気がする。
じき葵の葉も青々と茂る季節をむかえる・・・。
Commented by りら at 2012-04-22 10:18 x
やさしい良いお色の半襟ですねぇ。
藍のお着物がぐっと優しげな表情になるのではないでしょうか?

上のリンクで宮腰さんのお着物や半襟を拝見してきました。
夢のようでした・・・・
Commented by すいれん at 2012-04-22 11:04 x
tomokoさま
優しいお色の半衿ですね。んー、藍染めに良く合いそう。つい半衿の付け替えが面倒でいつもの白になってしまいますが、昔の人は本当にまめにきものに合わせて、刺繍だの色ものだのって替えていましたよね。お洒落に余裕があったのですね、反省。
Commented by team-osubachi2 at 2012-04-22 11:49
りらさん
ひさしく柄物の半襟というものから遠ざかっていましたが、この半襟は自分の好みだなあ〜と思いました。
着物にあわせたところ、もしもカメラを忘れなければ(しょっちゅう忘れますが)撮ってみますね。
宮腰さんのお花はまた彩度が高くて、西洋の空間なんかでもいけそうなカンジがします。誰かお似合いの方がまとったところ(自分じゃなくて/笑)、実物で見てみたいものです〜♪
Commented by team-osubachi2 at 2012-04-22 11:56
すいれんさん
地色のあるかなしかといった淡いグレー、きっとすいれんさんにも似合う色味だと思います。世の中、もっと大人向きないい色味の半襟、あって欲しいですよネ。生産して売るには冒険かもしれませんけども・・・。
半襟の付け替えが、(洗張りや仕立てをしない者には)着物をあつかうときのいちばんの手間かもですね〜、いやはや。
(iPhoneからいれたママザウルスへのコメントで敬称が抜けてしまっていて失礼しました)
Commented by ルリ子 at 2012-04-22 15:34 x
なんて優しい、色、柄の半襟でしょう。 襟元が優しくなり、お顔映りも柔らかくなりそうですね。

 着物を着る上ではほんの少し見えるところですが、そんなところへもこんなに繊細な手描きの染の半襟、日本人の控えめなお洒落心ですね。 
Commented by team-osubachi2 at 2012-04-22 16:37
ルリ子さん
ほんとこれは見るからに優しげな半襟です。むかし若かったころの私にはムズカシかったかもしれません。
着物を着るうえで年齢を重ねるっていいですねえ〜。大人になったら大人に似合う着物の装いがありますもんね♬
by team-osubachi2 | 2012-04-21 01:03 | 着物のこと | Comments(6)