綿紅梅の上っ張り

昨日、落雁を手作りする会に持っていった上っ張り。
しっかりとした綿紅梅の地に矢羽根小紋。
ご丁寧に裏は藍一色の無地に染めてある。
新宿区若松町の民藝品店・備後屋さんで、
若かりし頃に買い求めた浴衣だったけれど、
袖を通さなくなったので、自分でちくちくと直したものだ。

当時たしか30才になりたてにしては
まあ〜地味な浴衣を買ったものだな〜と思う。
対してこのとき一緒にいた友だちは、
越後型のくっきりドカ〜ンと大きな模様のを買い求めていて
それは背の高い友だちにとてもよく似合っていたっけ。

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その後水泳を習いはじめ、
あえて汗をよくかく体質にもっていったこともあり、
夏の間は水につよい麻縮を愛用しはじめると、
木綿の浴衣はまったく着なくなってしまった。

地味とはいえ、好きな手触り、好きな模様。
あるときふと思いついて上っ張りに直すことにした。
どうで木綿なんだし〜、ということで、
自分でひざ丈に裾をつめ、切り落とした裾から紐を縫い、
袖の振りを身八つ口に縫いとじ、
袖口は手首が楽に出る大きさにすぼめておいただけ。

でもそれから結局何年も仕舞いっぱなしにしていて
昨日はじめて実際に使ってみた。
(しまった!適当な大きさのポケットをつければよかった!
・・・とこれはウールの上っ張りを縫うときの改善点に)
ほとんど袖を通していなかったせいか、
羽織ると、なんとまだほんのり藍の匂いがする・・・。
これからもっとちょいちょい使ってあげようかな。
こんな風にまだちょっと寒い春先には、
ちょうどいい防寒(部屋)着にもなりそうだしネ♬
Commented by sogno-3080 at 2012-03-12 17:41
浴衣を上っ張りに、良いアイデアですね。
かっこいいです!
ちなみにチクチクは手縫いなんですか?
Commented by team-osubachi2 at 2012-03-12 18:21
sognoさん
手縫いです。おうちの中で着るものですしねえ、いいや〜こんなんで〜ってところです(笑)。ちなみに、もうひとつ紺地の木綿の縮みで割烹着も縫ったんですが、それも手縫いです〜。
でも、ウールを直すときにはミシン使おうかなあ。裾や紐やポケットなんか。早いでしょうしねえ、その方が。
鏡かけだとか、半襦袢だとか、縫いたいものいっぱいたまってて・・・でも、少しずつ縫っていきますよ〜♬
Commented by ねこマンマ at 2012-03-30 03:18 x
懐かしい記憶がよみがえってきました。それは、着せ替え人形で遊んでいた頃、母の洋服のハギレでチクチク人形のお洋服を作っていましたっけ(^^)! 年を重ねた今、その頃の「好き」がカオを覗かせ始めた様子。こちらのプログに触発されて、お下がりで裄の足りない母の厚手木綿(久留米)を上っぱりにしてみたくなりました(笑)
Commented by team-osubachi2 at 2012-03-31 00:36
ねこマンマさん
久留米絣、私もだ〜い好きです。お母さん譲りやお誂えのウールや木綿、使い回しができそうなのを再生させてあげられるといいですね。
私なんかはなかなかお針の時間が融通できなくて、ちんたらペースでやっていこうかと思っています〜♪
by team-osubachi2 | 2012-03-12 07:57 | 着物のこと | Comments(4)