関西学院大学上ヶ原キャンパスへ

昨年、関西学院大学オープンキャンパスのメインビジュアルに
私のイラストを採用していただいた。
http://okakara.exblog.jp/15942108/

本当なら、下調べとして、先に取材見学をした後に
仕事に取りかかれたら最高なのだが、
イラスト仕事では現実的にそうはいかないコトの方が多い。
資料写真をもとに描きあげはしたが、描きながら学院の建物に
何か惹かれるものがあり、いつか見学してみたいな〜と思っていた。

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ご縁というのは面白いもので、その仕事をブログに掲載したころに
ブログを通して知ったKさんが関西学院大学とつながりがあるとわかり、
そこでひょいとしたキモチが起こって、
大学見学と京都へ遊びに行くことを一緒に考えるようになった。

その考えを実現させる段取りに入ったのは今年になってからだったが、
ただ単にぷら〜っと行って、自分が描いた風景全体を見れたらそれでいい、と
気楽に考えていたらば、思いがけないことで、
Kさんとそのご学友でいらっしゃる
関西学院大学の井上琢智学長の計らいにより
上ケ原キャンパスの建物見学をさせていただくことになった。
望外のことである。

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ということで、2月17日金曜日の午前中に
西宮市にある関西学院大学・上ヶ原キャンパスに到着し、
広報の I さんの案内で、構内の主だった建物を見学してまわった。

緑豊かな大学校である。
広々とした芝生の広場の真正面に
このキャンパスの顔である時計台が見えて、
とてもキモチのいい空間が広がっていた。
今は緑が少ない季節だけれど、初夏にはさぞかし
キモチのいい場所になるのだろうな〜と想像がつく。

無知な自分はそれまでまったく知らなかったが、
W・M・ヴォーリズという建築家による建物を主に見せていただいた。
ああ〜、古い建築はいいなあ〜と思う。
佇まいは美しく、学びの場にふさわしい落ち着いた空気が今も漂っている。
当時の先生や生徒らがどんな風にこの校舎を行き来していただろう?
・・・と、想像の余地がたくさんあって、
こういう古いどっしりとした建物を見るのが私は大好きだ。

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神学校から始まった学校であり、古い礼拝堂を見せていただいて
ああ、西洋の祈りの場というのは、
太陽の光をちゃ〜んと計算して作られているのだなあ〜、と感心した。
頭ではわかったつもりでいても、実際にその場に入ってみて感じる、
この体感がとても大切なのだ。
その体感が事前にあったなら、自分の描いた絵に
もっと自然な深みがあらわれてくれたかもしれないのになあ〜
などと、今ごろになって自分の絵の拙さを反省してみたりもする。

キャンパス内には新しい校舎もたくさんあるが、
いずれもヴォーリズの建築に倣って赤い屋根瓦で統一されている。
統一させるということ自体、なかなか大変なことだろうと思われるが
どうしてだか、人の手が入らない古い建物というのは、
あっという間に廃れて荒れてしまう。
古い建物を維持管理するというのは、もっともっと大変なことに違いない。

まあ、現役の学生さんらには、そんなコトは分からないだろうけれど、
(分からなくていいから、一所懸命に勉強してネ♬ )
大学校というのも、伝統と文化を守りながら経営するというのは
ご苦労が多いのだろうだなあ〜・・・と、
はじめてそんなことを思った。

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さて、ひと通り見学を終えて、お昼はどうしようか、ということになった。
キャンパス内にはキレイな同窓会館もあって
ホテルのレストランのような食事もいただけるそうだが、
私はやっぱり「学食食べた〜い♬」と、いうことで
学生食堂でお昼を食べることにした。
広報の I さんは、今は授業のない時期のことで
「メニューが乏しいと思いますが・・・」と言っておられたが
そんなことはちっとも構わない。
専門学校の出で、今はフリー稼業の身には
学食だの社食というのは、ちょいと憧れ(?)なんであ〜る。

麺類や丼ものの単品もあったけれど、
グラム売りのバイキングにしてみた。むふふ〜、楽し〜い!
お腹いっぱい食べて500円ちょっと。素晴らしい!
そうしてお腹を満たし、もう一度
芝生広場からの時計台の眺めを堪能してから、
かすかに風花が舞うキャンパスをあとにした。

今回、思いがけないことからこの見学が叶って、
関西学院大学のお仕事がいっそう思い出深いものになったなあ〜と感慨しきり。
このために、いろいろとお心遣いをいただいたKさんと
井上琢智学長に心から感謝いたします。
どうもありがとうございました!!
Commented by りら at 2012-02-20 10:01 x
そういうお仕事でらしたのですね!
まずは一番上の椰子の木(ですよねぇ?)に驚きました。
コロニアル風な大学校舎というのは新鮮ですねぇ。
「学び舎」という感じがします。

そしてそして・・・学食ランチの美味しそうなこと!!
この点では日本の大学はとてもしっかりしていますね。
Commented by すいれん at 2012-02-20 10:24 x
tomokoさま
願いは叶う!ですね。 素晴らしいご縁ですねぇ。 古い礼拝堂、素敵。 子供たちが霊南坂幼稚園だったので、日曜には礼拝に通いました(今は新しくなりましたが・・・) こ~んな感じでしたよ、懐かしい。何ともいえない雰囲気ですよね~。
良い思い出がたくさん、出来ましたね。
Commented by team-osubachi2 at 2012-02-20 20:43
りらさん
いただいてきたヴォーリズの資料によると、スパニッシュ・ミッション・スタイルとありました。カラリと開けていて、真冬の風は冷たいんですが、きっと温かくなってきたらキモチのよさそうなところですよねえ。
学食、そちらの事情はどんなカンジですか?って、学食と社食は、若いころから結構潜入したいスポットなんです〜(笑)
Commented by team-osubachi2 at 2012-02-20 20:48
すいれんさん
都内にも古い教会って残ってましたよね。今はどのくらいあるのでしょうね?しかし一度壊してしまうと、二度と同じものは出来ませんから、和洋を問わず古い建物の維持管理ってムズカシイんだな〜って思いました。
自分の絵の出来映えはどうかわかりませんが、いいお仕事をいただいたな〜と思いました。感謝!ですねえ。
Commented by sachiko at 2012-02-21 00:30 x
Tomokoさ~~ん おかえりなさい♪
あ~~~Tomokoさんのイラストそのままの学び舎ですね。
雰囲気そのままですわん
学食といえば 大学でカフェテリア実習2週間 献立と栄養バランス・カロリー計算



あの赤いコート なんともいいお色ですね。
古都にもスタイリッシュなモダンな都市にも似合う 素敵な想いのこもったコート
霧のロンドンへお里帰り 絵になりますぅ(^_-)-☆
Commented by team-osubachi2 at 2012-02-21 07:17
sachikoさ〜ん
ただいまです。今回の旅も面白かったです〜!こういう見学も楽しかったですし、ひさしぶりの京都は新婚旅行の続き(?)みたいな新鮮さがありましたです〜♬たまにはベタな観光もいいなあ〜なんて。
むふ♪ 赤いコート、いつかお里帰り・・・できるといいですねえ(笑)。
Commented by ひろまき at 2012-02-22 13:02 x
わぁ、くわんがくだぁ!(「KWANSEI GAKUIN」と書くのでそう言っていました。) 実家が近いので、兄が通い、その息子も今在学中です。 このあたりでは「ザ・キャンパス」という感じでやっぱり地元の憧れの学校ですねぇ。「阪急電車」という映画化された小説にもそのように描かれています。私は卒業生ではありませんが、何度となくあそびに?行きました。地のつながりはないtomokoさんがココを訪れたなんて、なんかうれしくなりました。 実は最近、この映画を観たこともひとつ、そして他にも故郷を思い出す機会が多くあり、しみじみと帰りたいなぁ、と思っていたところでした。 記事を読み今日また、その思いを強くいたしました・・・かえろっかなぁ・・・
Commented by team-osubachi2 at 2012-02-22 20:58
ひろまきさん
はい、くわんがく、って書くんですってね、相方がローマ字表記を発見してそう言ってましたです。
そうですか、あのあたりがご実家で。はじめて行く土地で、新大阪からのアクセスがよくわからずにいましたが、駅員さんに聞いたらなんのことはなく案外スムーズに行けました。のどかなよい住宅街なんですねえ。道のわきにサラサラと水の流れてゆくところが関東とは違って、空気の柔らかさを醸し出しているな〜、と。
心の感じるままに、どうぞお里帰りなさってくださいまし〜♬
by team-osubachi2 | 2012-02-20 09:34 | 旅をする | Comments(8)