カフェの人たちⅡ−3

十数年前の秋、一週間ほどポルトガルを旅した。

リスボンの街中は急勾配の坂道が多いが、
入り組んでガタガタとした煉瓦路を歩くのは楽しかった。


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ある町の一角で、ウードみたいな楽器を弾くおじさんを見かけた。
盲いた路上芸人だろうか。誰も立ち止まってはいなかった。
足元に広げられた楽器のケースにお金は入っていたのだろうか。
こっそりと少し離れたところからスケッチをとり、
その場をあとにした。

今思い返すと、スケッチをとらせてもらったのだから
いくばくかのお金を入れてきてもよかったのに・・・。
時すでに遅し・・・である。

*イラストレーションの無断使用及び複製・転載をかたく禁じます
Commented by りら at 2012-01-27 02:41 x
絵を描く人の思い出、文を書く人の思い出、歌う人の思い出・・・等など。
もしかすると心に留める事柄が少しずつ違っているのかも知れませんねぇ。
そんなことを思わされる今日の絵でした。
Commented by sogno-3080 at 2012-01-27 06:57
ポルトガル、にも過剰反応のsognoです(笑)
この一枚でリスボンの街の雰囲気が想像できます。
ウードでどんな曲を奏でていたのでしょうね?
傍らのお酒が気になる!
ズボンの皺の描き方、うーんシビレマス ♪
異国で心動かされたものをスケッチする、大好きな時間です。
Commented by team-osubachi2 at 2012-01-28 01:29
りらさん
いつだったか富山に帰省したさい、年が近い従妹と温泉に入りに行き、雪をいただいた山々を感嘆しながら眺めていましたら、「絵を描くような人はやっぱりこんななんでもない景色にも感嘆するもんなんかねえ」と言われました。
まあ、どんな分野であるかだけでなく、どんな感じ方捉え方をするかは個体差もあるとは思うんですが・・・。スケッチした場面って、それを見れば見事によく覚えていたりしますよ〜。旅のスケッチは本当に楽しいです♬
Commented by team-osubachi2 at 2012-01-28 01:35
sognoさん
ポルトガルはまさにサウダージの国でした。なにせ16世紀で終わってしまった国だからかもしれませんが(笑)。
パリのギャルソンじゃありませんけども、ポルトガルでも食堂のおじさんたちはそれこそハキハキとよく働いていて、ボロッちいお店でも、ちゃ〜んと清潔の美味しい地元ご飯が食べられるという点が素晴らしかったです!また行きたい国のひとつです。
旅のスケッチはホントにたまりませんですね〜♪
Commented by すいれん at 2012-01-29 17:57 x
tomokoさま
旅の思い出、特に絵を描いた時の日射しや匂いなんかも蘇ってくる感じで 本当にたまりませんね~。

ウードのおじさん まさか自分が日本のブログに載っているとは、
ビックリですね~。まあ、本人は一生 知らないでしょうが・・・。
でもそれって なんか素敵。 
Commented by team-osubachi2 at 2012-01-29 18:56
すいれんさん
あ〜、それ、本人は知らないままだけど遠いどこかの国の誰かの思い出に中にしっかり残ってたりするのってステキ!!
今年は7月の個展が終わったら、もっと自分の時間を持つようにして、スケッチやらお針やら読書やらもっとやりたいなあ〜って思います〜。
by team-osubachi2 | 2012-01-27 00:25 | 人を描く | Comments(6)