白井 仁さんの格子木綿

一昨日、本屋さんで雑誌を物色していて
新しい『七緒』が出ていたのでパラパラと立ち見していたら
おや?なんか見た顔・・・と、よく見てみたら、
木綿を織っている白井 仁さんが紹介されていた。

昨年の5月に、「ぬぬぬパナパナ」という
手織りの布ものを創作して発表しているグループによる
『うちくい展』なるものにはじめて行ってみた。
そこでいっとう気になったのが白井 仁さんの格子木綿の着尺だった。

「ぬぬパナ」の代表を務める浦 令子さんに、白井さんの着尺を指差して
「これが一番好き!」と言ったら、浦さんは嬉しそうに
「そお?じゃあなたも仁さまファンクラブに入る?」と言った。

会場を見てまわりながら、次に目についたものも、壁にかけられた
これもやっぱり白井 仁さんによる格子木綿の“うちくい”だった。
“うちくい”とは、「ぬぬパナ」によれば
沖縄の言葉でふろしきを意味する言葉だそうだ。
う〜むむ、自分の甲斐性では着尺は到底ムリだけれど、
“うちくい”なら頑張ればなんとかイケる!
・・・というコトで、この格子木綿の布を頂戴してきた。

淡灰色、からし色、白、そして茶色・・・何で染められた色なのかは
私には検討もつかないけれど、壁にかかっていたときは
くっきりとした格子だと思っていたのに、傍で見ると、
それぞれの色が主張しすぎず柔らかく混ざりあっている。

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実のところ、いまだ物を包むふろしきとしては使ってはいないものの
いつも枕元の衝立てにかけておき、眩しい朝日を遮ってくれたり、
初夏や初秋には膝掛けにしてみたり、
少し冷えてきた季節には三角に折って肩にかけてみたり・・・。
最初は硬かった木綿も、使うごとに私の手になじんでくる。
そんな風にして、私とこの布は仲良しになっていくようだ。

千葉の自然豊かな場所で、自分の手で少しずつ綿花も栽培し、
コツコツと自分なりの布を模索しながら織り続けている白井 仁さん。
来年また『うちくい展』が開かれるときに、見に行ってみようかな。
まあ、もっぱら眺めるだけのファンだけど、ネ。

ぬぬぬパナパナ
http://nunupana.com/
Commented by すいれん at 2011-12-14 10:12 x
tomokoさま
ほっこり暖かくて優しい格子木綿の布ですね。
私も昔から、チェックやストライプが好きでした。 西洋のものだと思っていたら、格子や縞という 日本にも昔からあったものだと気付いて新たな感動を覚えたことを思い出します。
Commented by team-osubachi2 at 2011-12-14 18:27
すいれんさん
私も同様でした〜。なんでこうも縞と格子は魅力的なんでしょう?もう古今東西を問わずといった具合で・・・。でまた、なんでこうも惹きつけられるんでしょう?これはもう永遠の謎です。
白井さんの藍を用いた格子、ホントにステキなんですよ〜。って、やっぱり見るだけですが〜。(笑)
Commented by jsrtex at 2011-12-29 13:11
こんにちは、機織りをやっております白井です。
こんなに素敵に書いてくださって感激です。
うれしすぎておもわずコメント書かせてもらいました。
Commented by team-osubachi2 at 2011-12-29 13:55
白井さん
おお〜!!ご無沙汰しておりました。お元気にしておいでのよし、何よりです。私は木綿、しかも格子だの縞だの、やっぱり好きですねえ♬ このうちくい、これからも大事に使わせていただきます。
どうぞお母さまにもよろしくお伝えくださいませ。そして、よいお年をお迎えください。来年はますますのご活躍を!私も励みます〜!
by team-osubachi2 | 2011-12-14 08:05 | 着物のこと | Comments(4)