ちくわの蒲焼き風

子供のころ、母親がよくこさえてくれたおかずのひとつに
ちくわの蒲焼き風というのがあった。

市販のちくわを斜め切りにしてから、
ちくわが開くようにして穴にも一本包丁をいれる。
開いた内側にタテに細かく切り目を入れておいてから
爪楊枝をヨコに通して、ちくわを“開き”にする。
そこへ片栗粉をまぶしてから
ゴマ油をひいたフライパンで焦げ目がつくくらいに焼き、
醤油、みりん、酒を一緒に混ぜておいたタレをかけまわし
ちくわの片栗粉が溶けて、まんべんなくとろみがついたところで火をとめ
ゴマをふって出来上がり〜!というごく簡単なひと品だ。

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母親はテレビの料理番組で見て覚えたと言っていただろうか。
安くて簡単に作れることから夕飯のおかずに何度も登場したし、
育ち盛りだった私たち兄弟3人は
これがすっかり気に入ってよく食べた。

私が高校生になり、お弁当持参の毎日になってからは
母親から教わった通りに自分でこさえて、
たびたび弁当箱につめて学校にも持っていった。
今でもときどきこさえては、翌日相方の弁当箱につめて持たせている。
相方はこれを駄菓子の名前からとって
「我が家の“蒲焼さん太郎”」と呼ぶ。
ま、駄菓子よりは高いけど、安上がりで大助かりのおかずである。
Commented by すいれん at 2011-12-08 10:27 x
tomokoさま
ちくわは、いつも切ってそのまま出してました。新しい食べ方ですね、やってみます。やっぱり 開かないと美味しくないんですかね?
Commented by team-osubachi2 at 2011-12-08 10:54
すいれんさん
いえ、これはきっと「開き」だから蒲焼きに見たてられる・・・というだけのコトじゃないかと思うんですヨ。ひと手間ですけどもね。
開かなくても、ザクザクと切って、醤油ダレとか鶏ガラスープで味をととのえてから片栗粉でとろみをつけても美味しいですよね〜♪
Commented by sogno at 2011-12-09 17:11 x
しみじみご飯シリーズの第ファンです。
読ませて頂いているうちにお腹がぐーってなりそう♪
酒の肴にもピッタシですね!!

マフラーの記事、「ロンドン、パリ旅行」ってところに
つい反応してしまいました。パリ、憧れです♪
Commented by team-osubachi2 at 2011-12-10 11:46
sognoさん
毎度簡単安上がりのしょーもな系のおかずです〜(笑)。おうちでの肴にもちょうどいいかもです、はい〜。
パリの秋はステキでしたよ〜♪ロンドンのあとだったからか、街の空気感の違いがよくわかり(当時は味覚方面も歴然と差がありました)、なぜ芸術家たちがここに集ったのか目に見えないところでわかるような気がしました。
絵を見るのが好きな相方も3年前の秋に従弟さんとパリに行って三昧してきたそうです。sognoさんもいつか機会がありますように〜♪
by team-osubachi2 | 2011-12-07 20:22 | しみじみご飯 | Comments(4)