タオルではなくショールとして

連日の猛暑日の中、昨日は友だちと青山へ出かけた。
行き先である根津美術館で、古筆切の展示を満喫したあと、
近くのショップ「アーツ&サイエンス」をまわった。

「アーツ&サイエンス」の一連のお店は、
スタイリストでもあるソニア・パークさんがはじめたお店だが、
数年前に、友だちが持っていた『ソニアのショッピング・マニュアル』を
借してもらったとき、その第一巻にはリーバイスの501や、
コム・デ・ギャルソンのバッグなど、私の好きなアイテムも出ていて、
なめるようにしてページをめくったものだった。

ときたまネット上でぽつりぽつりと商品を見てはいたものの、
実際にショップに足を踏み入れたのはこれがはじめて。
秋冬の新しいコレクションがすでに並んでいて、すぐに危険信号がともる。
でも、シャツ一枚とっても、こだわりのある素材とデザイン。
触って眺めて、値札をチラリと見ては、
うう〜ん・・・うう〜ん、と、もどかしく思う反面、
今の自分の稼ぎからちょっと遠い値段にホッとしたりするのも正直なところだ。

タオルではなくショールとして_f0229926_10483541.jpg

店舗の2階へ案内してもらい、一点もののジャケットやワンピースなどを見ていて
おや?・・・と、可愛らしい房飾りのついた布が目にはいった。
オーガニックコットンの手織りの布タオルだそうだが、
織りの様子もよく、長さもなかなか使い勝手が良さそうだ。
お値段は?と見ると、タオルとしてなら高いけれど、
ショールとしてならとてもリーズナブルなお値段だ。
現に“巻きもの”として買っていかれるお客さまも多いとか。

戸外は猛暑で汗をかき、屋内はクーラーで急速にカラダが冷える。
夏のお出かけには、洗濯できる厚手のリネンやコットンのショールは必携だ。
・・・と、「先月は一所懸命に働いたもん!」
頭が言い訳をはじめたところで「これ、いただきます♫」と声をあげた。

タオルではなくショールとして_f0229926_105086.jpg

精算をすませて、薄紙で包装された商品は、
オリジナルのコットンバッグにいれてくれる。
ゴワゴワとした質感がいい表情をかもしだしている木綿地で
内側の布の処理もキチンと丁寧に縫ってあってある。
お値段にはこの袋の分も含まれているワケね〜・・・などと思ってみても
好みのタイプだと、それも含めて嬉しい買い物になる。
ああ、やっぱりたまの買い物は楽しいなあ〜♪

ARTS & SCIENCE
http://www.arts-science.com/
Commented by すいれん at 2011-08-12 09:55 x
tomokoさま
なんか、いろーんなもの売っている面白いお店ですね。
このタオルも気持ち良さそう。ヨーガンでもよく手ぬぐいをストールとして首に巻いたりしますよ。 なんかそういうのって、いいですよね。元来布って、そんな風に使うものですものね。物を包んだり、エプロン代わりにしたり、首に巻いて防寒したり・・・1枚の布をそんな風に使うのって好きです。
Commented by ぺたこ at 2011-08-12 11:20 x
あ~、こういうの好き♪
Commented by team-osubachi2 at 2011-08-12 11:31
すいれんさん
実は今よりも若いころ、憧れたことありまして・・・ヨーガンレール。アーツ&サイエンスとも共通したこだわりや精神性を感じます。
私もこの数年ようやく自分のスタイルてものを考えられるようになってきたように思うんですが、ヨーガンレールにしろアーツ&サイエンスにしろたくさん持つ必要はないので、本当に気に入ったシャツやジャケットが1枚とか2枚もあればいいかな〜、と。まだ手が出せずにいるので、多少欲がくすぶったまんまですけど(笑)。もっと仕事で稼がなくっちゃ!!ですねえ。
Commented by team-osubachi2 at 2011-08-12 11:35
ぺたこさ〜ん
インドの手紡・手織りの布タオルで、アメリカの「dosa」っていうところのものだそうで。よさげな風合いです〜♪
by team-osubachi2 | 2011-08-12 00:15 | 買う | Comments(4)

イラストレーター岡田知子の、暮らしと、着物と、お絵描きの日々


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