加賀のあんころ餅

先月から相方が、私がいうところの「大出張祭り」で
週間単位でしょちゅうあちこちに出張に行っているのだが、
お土産を買うのが根っから好きなタイプなのか、帰宅するごとに、
ちょこちょこっとしたご当地もののお土産を買ってきたりする。

先月はことに石川県への出張が多く、
小松空港で買えるお土産が続いたワケだが
石川土産となれば、いつも私が「もしあったら」とリクエストするのが
加賀のあんころ餅だ。

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石川県のお隣の富山県に生まれ育った私にも
加賀のあんころ餅は子供のころからよくいただいたもので
なじみの郷土菓子のひとつだ。

見た目は無愛想だけれど、べったりと平らにつぶされたこしあんに
ブスリと爪楊枝を刺し、小さな一片の餅をゆっくりと持ち上げ、口に運べば、
有名なお伊勢さんの「赤福」のあんよりも濃厚で
そのくせ舌に溶けるくらいしっとりとしたコクのあるあんと
やわやわした餅とが口の中でさらにひとつに絡みあって
なんともいえないウマさで喉の奥へと落ちていく。
ああ〜・・・!口福なる瞬間である。

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「あんころ餅」なる商品はいろいろあるようだが、
小松空港でも、遅い時間には売り切れてしまうことが多い
このレトロな包装の圓八製あんころ餅は、なんとひとつ350円!
その製造や包装ゆえ、日持ちしないのが難点と云えるのかもしれないが、
なんでも保存が効く食べ物が多い現代にあっては
逆にそこがミソで、かえって貴重な手みやげとして
ありがたくいただける良い点だろう。

かくして、相方の石川県への出張がまたあると思うと
(買えない可能性もあるけれど)
私はついニコニコとしてしまうのである。
by team-osubachi2 | 2011-07-02 10:08 | 食べる | Comments(0)