道灌(どうかん)

落語でよくあるパターンだけれど、
悪気のない八っつあんみたいなあわてん坊や、阿呆ダラの与太郎なんかが、
賢い先達のやった通りの、または言った通りのマネを、
それこそ「きいた風な口」でもって、
自分のとこでも演っちゃうという類いの話が好きだったりする。

先週、深川で久しぶりに「道灌」をたのしく聴いた。
「七重八重 花は咲けども山吹の 実のひとつだになきぞ哀しき」
聴きながら、ふと、ご隠居のところに掛けてあった
その「道灌」はどんなお軸だったのかな〜?と思ったら
急に絵が浮かんで、描きたくなったので描いてみた。



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どうも私はクソまじめな絵しか描けないのでつまらないが、
もともと真面目な言い伝えから、いったいどこをどうすれば
あんな馬鹿ばかしい面白い噺が生まれるのだろう?
もしも近くに八っつあんみたいな人間がいたりして、
(まあ、多少はた迷惑なときもあるかもだけど)
ドタバタする人間模様を、ユーモアという眼鏡を通して見てみれば
そこから笑いの世界は大きく広がるのである。
・・・って、ホントかな?

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Commented by naomu-cyo at 2011-06-28 09:30
「もともと真面目な言い伝えから、いったいどこをどうすれば
あんな馬鹿ばかしい面白い噺が生まれるのだろう?」←ほんとに、まったく(笑)途中まではすごくためになりそうな流れで展開し、急変して馬鹿馬鹿しいことに(笑)楽しく裏切ってくれますねー

Commented by team-osubachi2 at 2011-06-29 10:14
naomu-cyoさん
先だってはありがとうございました〜♪ しかし落語ってホントにいいですよね。落語ならではの楽しみあふれた会で満喫させていただきました〜。ぼんがさんにも感謝です。
扇辰師匠、某落語研究会で拝見するよりいいカンジに思いましたけど、おおきなホールよか寄席小屋くらいの距離感が合う落語家さんっていますよね。
by team-osubachi2 | 2011-06-25 12:07 | 時代もの画 | Comments(2)