豆ひろう鬼

今日3日は節分の日。
年賀状を出した友だちから、節分の便りが届いた。
嵩山堂製のハガキにお多福さんの絵が刷られていて、
それを見ていたら、浜田廣介原作の「泣いた赤鬼」を思い出した。

子供のころ持っていた「泣いた赤鬼」の絵本が大好きで、
いやしんぼの私は、ことに赤鬼さんが人間のお客のために用意するお菓子が
美味しそうに思えてたまらず、
出来ることなら自分も絵本の中に入っていって
赤鬼さんのお菓子を食べたいものだと熱望していた。

また、それまで見たこともないくせに、
鬼というものは怖いものだと思っていたけれど、このお話を読んでから
なんだ、鬼にもいい鬼がいるんだ〜!というコトが
子供心にも目からウロコだったのを思い出す。
そして、去っていった青鬼さんの優しさに
ついつい(今でも)泣いてしまうんである。


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「なんと、このように豆を散らかしてしもうて。
そなたたちも早うひろうてたも」

「へーーーーい」

お多福さんと仲のいい鬼たちって、どこかにいるかもしれない。
お多福さんがこぼした豆をひろう鬼たちがいたっていい。


*画像の無断使用および複写・転載を禁止します
Commented by すいれん at 2011-02-02 07:57 x
tomokoさま
いや~、「くらきより」といい、このシリーズ、いいですね~。同じことばしか出てきませんが、好きです。
そーそー、私も子供の頃「泣いた赤鬼」で、世の不条理を学びましたよ。青鬼さん、可哀そうで・・・。でも、今思えば青鬼さん、友の為に良いことをして心の中は喜びに満ちていたのでは、寂しいけどね~。哀愁漂う青鬼さんの男の背中、カッコイイなぁ。
Commented by team-osubachi2 at 2011-02-02 13:54
すいれんさん
好いてくださって、ありがとうございます〜(笑)。なんだかたまたま垂髪の絵、続きましたね。次回はおひなさま、とか?
このごろ、静かに静かにですけども、ようやく描きたいモードに入ってくれたようです。去年はじめてすいれんさんにお会いしたときにいただいたアドバイス、私、忘れません。感謝です。
青鬼さんの心意気、カッコよさがわかるって、大人の特権かもですね〜(笑)。
Commented by 神奈川絵美 at 2011-02-02 14:58 x
こんにちは! 久しく忘れていました「泣いた赤鬼」思わずネットであらすじを確認してしまいました(笑)。そういえば、小さい頃うちの近所では「鬼は内」って言いながら豆まきしていたところがありました。何でだったっけ・・・理由は忘れてしまいましたが。
今はもう、声を上げて豆まき・・・なんて光景も見られなくなったなあ・・・。
Commented by team-osubachi2 at 2011-02-02 16:06
絵美さん
ああ〜、「鬼は内」っていう地方もあるんですよね〜。なんででしたっけ?調べればわかるかな?
年齢だからですかね?こういう妖しの鬼よりは、生きてる人間の悪心の方がよっぽどタチが悪い気がしているこのごろです(苦笑)。鬼にも改心や人生転換のチャンスがないとね!な〜んて思うようになりました。
声あげて豆まきね、うちも声はうんと小さく南京豆でやるかもです〜(笑)。
Commented by sachiko at 2011-02-03 12:23 x
好きですぅ~~ お話も・・・
Tomokoさんの絵も・・・  とっても・・・ とっても好きです(●^o^●)

数年前まで私一人で大きな声で豆まきしていました。。。
息子たちは小学生まで・・・ ダーさまはしたことないし・・・

数年前に 周りから全然聞こえてこないし
次の日 早朝にお掃除しないと駐車場や通りに豆がたっぷり ̄(=笑=) ̄
今は食するだけになってしまいました
ちょっぴり寂しいかも


Commented by team-osubachi2 at 2011-02-03 23:07
sachikoさ〜ん
ありがとうございます〜。また何か頭に「浮かぶ」ことがあったら描きますね〜。
我が家も、キモチばかりひっそり声で豆まきやりました。久しぶりに食べた落花生、おいしかった〜!
by team-osubachi2 | 2011-02-03 00:06 | 時代もの画 | Comments(6)