手放し時

「断捨離」という言葉や、その書籍が流行っているそうだ。
もともと「捨て魔」の人間には、その手の問題は少ないけれど
逆に「捨て魔」の落とし穴は、いろんなものを捨てすぎて、
キモチまで放ってしまうようなところがある点かもしれない・・・。

ま、それはともかく、この秋、
それ以前からうっすらと感じていたことだけれど、
ブログ仲間の方のお宅を訪問するさいに袖を通してみたらば、
やっぱりどうも、今の自分のハートにしっくりと添わなくなったなあ〜
・・・と感じた着物を、すっぱり手放すことにした。

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まだ20代最後だった当時、見るなりその色と縞の様子が気に入って買い、
単衣にしたり袷に直したりと、二度ほど洗い張りもして
今やしっとりと柔らか〜くなった生紬の着物だ。
15年以上着てもまだまだシャンとして着られる。
思い入れがないワケじゃない。ましてや、嫌いになったのでもない。
でも「もう着ないな」と感じたのである。

着ないとなったら、着てくれそうな人をあれこれ思い浮かべて
もらってくれるかどうかをすぐにあたってみる。
そうして決まった新しい着手は、私よりももっと若くて
シャキシャキ元気いっぱいのカメラマン女子だ。
もらってくれてありがとう!着継いでくれてありがとう!

もともとは新古品としてデパートの催事で売られていた着物だ。
布としての第三幕を、新しい着手と一緒に
おおいに活躍してくれるといいなあ〜・・・なんて思うのは、
手放す(捨てる)側の勝手な願いかもしれない。
Commented by 神奈川絵美 at 2010-12-26 00:46 x
こんにちは! えっ、このお着物お嫁に出してしまったのですね…私は素敵だなあと思って見ておりましたが、着ていて気持ちが「のってこない」という感覚も理解できます。お若い方が元気に纏ってくださるといいですね。
断捨離…私もたまたまNHKの番組を見ていまして…夏にばっさばっさと仕事の資料を捨てたときのことを思いだしました。確かに気持ちよかったなー。
Commented by naomu-cyo at 2010-12-26 11:02
 ようこそ、我が家へ!です。ありがとうございます。これからわたしがしっかと引き継ぎます〜!帯、何合わせよう・・・。ミンサーもほっこりで良さそうだし、初春向けに購入した梅とこまどり柄の染め帯も合いそう・・・。夢、膨らみますー!
Commented by すいれん at 2010-12-26 11:19 x
tomokoさま
え~、よくお似合いになっていたのに・・・と、思いますが、見るのと着るのは大違いなのですよね。
私もあります。よくお似合いなのに・・・と、言われても、絶対もう
着ないな、というきもの。好きな人に着てもらった方がいいですよね、箪笥の肥しになってるより。
私も、暮れの大掃除、ばっさりいきます!かな~?
Commented by team-osubachi2 at 2010-12-26 22:28
絵美さん
はい、お嫁に出しましたデス。
20代おしまいのころ、鶴見和子さんにはじめてお会いしたときに着ていたのがこの紬でした。思い出深い着物ですが、でも思い出があるからもう充分なんです。
着物も帯もきれいで、まだ「旬」のうちに次に着てもらうってことがミソでしょうか。
私以上に似合う人に譲って、後で「岡田さんにいただいた着物着てて褒められたの」とか「帯姿、褒められたわ」なんてお話を聞くと、ああ〜お嫁に出した甲斐があるわ〜!って思っちゃいます〜。

Commented by team-osubachi2 at 2010-12-26 22:33
naomu-cyoさん
こちらこそ、引き取っていただいて、ありがとうゴザイマシタ〜!!この着物、きっとnaomu-cyoさんの顔色に合うんじゃないかと思ったので。帯、いろいろ合わせて遊んでみてください。マイベストが決まったら、写メしてねん!楽しみに待ってます〜。
私も今後、だいだい色や赤い色は帯で楽しむつもりです〜!うふ!
Commented by team-osubachi2 at 2010-12-26 22:38
すいれんさん
はい、この着物の色、自分に似合っていただろうな〜とは思うんですが、着ててやっぱりなんだか・・・ね。
今後、大人の赤い色は帯や小物で楽しむつもりなんです。
あ、小物といえば、最近とあるおネエさまに素敵な色味のシルク・ショールをいただきまして(笑)。洋装でも和装でも活躍してくれています。譲ったり譲られたり、それもご縁なんでしょうかね、きっと。
by team-osubachi2 | 2010-12-25 15:52 | 着物のこと | Comments(6)