喪服の点検

今日から師走だ。今年も残すところあと一ヶ月。
せわしない毎日はいまにはじまったことではないけれど、
これからますますバタバタだ。

そんな中、実家から移した喪服の箱を開けて点検した。
予想はしていたけれど、20年以上も前に仕立てられて以来、
一度も袖を通さないまま仕舞いっぱなしだった喪服一式は、
かなり手入れが必要な状態になっていた。

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母親は先を見越して、着物や羽織はあらかじめガード加工をし、
シミになりやすい白の長襦袢は、あえて化繊にしたそうだけれど
それでもところどころ怪しい気配・・・。

しかし、着物より悲惨なことになっているのが帯だった。
なんとか助けたいうるし箔の袋帯
(喪に二重太鼓はいかがなものかという説もあるけど)は
ほどいて洗って、芯を新しくして仕立て直すしかなさそうだ。
絽の名古屋も手入れして活かそう。
でも、法事用のグレーの帯はさらに悲惨な状況だったので、
これは思い切って処分することにした。

そして、どれも仕舞いもの特有の匂いが染みついてしまっている。
ここはやっぱりプロにお手入れをお願いするしかなさそうだ。
やれやれ、ちょっぴり頭の痛い出費になりそうだ〜・・・。

現代の葬儀では、喪服なんて無ければないで、
一式借りれば済む話なのだろうけれど、
せっかく用意してくれたものを無にするのは
やっぱり親に対して申し訳がない気がする。
いずれにしても、この先喪服の出番はやってくる。
しようがない、これも運とあきらめて、手入れに出そうかな。うん。
Commented by はつき at 2010-12-01 11:14 x
私も結婚した時に作ってもらった喪服がありますが(20年近く前)、まずい状況になっているかもしれないですね。着物箪笥は頻繁に開け閉めしているものの、しまわれた喪服そのものは一度も開いていません。
あわわ、ちょっと慌てます。
(帰宅したらさっそく確認してみよう)
Commented by team-osubachi2 at 2010-12-01 17:11 x
はつきさん
さすがにこればっかりは、「その時」以外は袖を通すものではありませんものねえ。実家はなにせ雪国ですから、湿気のコトなどは、いたしかたありません。
はつきさんのところは、箪笥を開け閉めしてるだけでもずいぶん違うのでは?それでも点検は必須ですよね。「その時」になってあわてないようにしておかねば、ですし・・・。
保管が悩ましい着物ですよね〜。とほ。
by team-osubachi2 | 2010-12-01 00:52 | 着物のこと | Comments(2)