いとし帯留め

先週後半、急な取り込みごとがあってバタバタしたと思ったら、
一転して家で待機するコトになったりして、
いくつかの予定をキャンセルしたために、
週末はポッカリと空いて、しずか〜な土曜・日曜になった。

てんやわんやの後だったせいか、いろいろ片づけものもあったけど、
キモチが落ち着くので、着物の手入れをしたり、
溜まっていた半襟の掛け替えをしたりして過ごすことにした。

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押し入れケースの一段に和装小物類をまとめて入れていて、
このごろ帯留め類がちょっとづつ入れ物からはみ出しつつあったので、
頂きもののお盆が入っていた桐の空き箱に詰め替えてみた。

私の帯留めはたいした数ではないけれど、
それぞれ気に入って手に入れたり、好きで手元に残したりしたものばかり。
高価な貴石や、精巧な彫金の類いは一つもない。
そういう立派な類いはどうも私には縁がないようで、
もっぱら木彫、陶器、ガラス、皮革といったものばかりだ。

一つ例外なのは、むかし学生だったときに
友だちが紙粘土で作ってプレゼントしてくれたサンタさんの顔ブローチ。
裏を見ると、1985年12月と彫ってある。古っ!
ブローチとしても、帯留めとしても使えるようにしてあるけれど、
もうそんな年齢じゃないだろうと思いつつも
手放すことなく、今も帯留めの仲間として箱に入っている。

たいした価値はないものばかりでも、
新しい桐の箱に収まったいとしき帯留めを眺めていたら、
これ、私の宝箱だなあ〜・・・と、ちょこっとシアワセな気分になった。
Commented by すいれん at 2010-11-01 20:20 x
tomokoさま
分かります、そのお気持ち。
人から見てあまり価値がないような物でも、そこに「思い出」がつくと捨てられませんよね。むか~し、昔、彼氏(20代の頃です)から貰った変な指輪、なんか捨てられなくて、結構最近まで持ってましたよ(笑) 
Commented by team-osubachi2 at 2010-11-02 08:33 x
すいれんさん
自分だけの持ちもの、現実に存在する物だけでなく、思い出という「目には見えないもの」も大切に持つっていうのは面白いことですね。そういう心の世界に感心もし、また興味つきない昨今です。
むかしの彼氏からのその変な指輪の末路、よろしければ今度ぜひお聞かせください〜(笑)。
by team-osubachi2 | 2010-11-01 19:41 | 着物のこと | Comments(2)