セミの一生

明日は立秋。「暦の上では秋です」と云われても、
この暑さじゃあね。秋はまだまだ遠いなあ・・・。

駅向こうのスーパーへ汗だくになって買い物に行った帰りみち、
目の前でポロリ・・・とセミが一匹、電柱から落ちてひっくりかえった。
足をピクピクと縮こませて、もう虫の息だった。
そうか、セミはこんな風に死んでゆくのか・・・。

どんなに科学が発達しても、
人間はこういう虫一匹生き返らせることは出来ないんだなあ〜。
そんなコトを考えながら歩いていると、さらにまた一匹
道路の上でお腹を見せてピクついていた。

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前に、相方が面白いことを言っていた。
セミの幼虫は土の中の時間が圧倒的に長い。
「だからきっと、土の中では楽しいんだと思う」と・・・。

人は、つい、羽化して成虫になってからの
恋と生殖の刹那的な時間ばかりに目がいきがちだけど、
きっとセミはセミなりに、充分に生ききったんだ。
命をまっとうする。
虫といえども、尊いことだと思った。
by team-osubachi2 | 2010-08-06 01:08 | 生きものの世界 | Comments(0)