雪花絞りの浴衣

先日のこと、思いがけず名古屋に住む義姉から浴衣の反物が届いた。
生まれも育ちもずっと名古屋の義姉は、
近くに住んでいながら、今回はじめて有松鳴海の絞り祭りに行ってきたのだとか。
着付けの先生でもある義姉は、自分のと娘のと、
そして私の分まで浴衣地を買ったそうで、
楽しい買い物をしたと嬉しそうなメールがきた後に
さっそく送ってくれたものだ。

やわらかくて薄手の真っ白いコーマ地に、夏の空色をした模様は
きっぱりとしていて、見ているだけで涼しくなっちゃいそうだ!
イヤ〜、イイネエ〜!コレッ!
柄は、今年中学3年になった姪っ子が私にと選んでくれたそうである。
よく好みがわかったね、サンキュ!

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残念ながら、いますぐ仕立てに出すのはちょと難しいので、
袖を通すのは早くても来年の夏になるだろうが、
もたもたしていると、あっという間にこちらの年齢がいってしまって、
この柄の勢いに負けて似合わなくなるんじゃないかと心配にもなる。

でもこの絞りの柄、古典なのに、かえってモダンな印象もあるから
浴衣以外に、ファブリックとしてもあれこれ使いまわして、
布の寿命を最後までまっとうさせることが出来るんじゃないかな〜
・・・という気もしている。

素晴らしい絞りの技術は数々あるけれど、
今回送ってくれたものは「雪花絞り」という板締めのもので、
ネットで調べてみたら、有松で板締めをなさっているのは
もう鵜飼良彦さんというおじいさんだけらしい。
職人魂、ここにあり!である。

有松・鳴海絞会館/有松絞りまつり(今年は終了)
http://www.shibori-kaikan.com/event.html
張正/鵜飼さんの板締め作業
http://www.youtube.com/watch?v=rKQg2H0qsMc
by team-osubachi2 | 2010-06-24 00:02 | 着物のこと | Comments(0)