東台路古玩市場(上海の旅ー3)

上海に到着した日の午後、まずは新天地というお洒落スポットをさらっと巡って
小龍包などで小腹を満たしておいてから、公園を渡って東へと歩き
東台路古玩市場という、ボロくてレトロ色満載な骨董街へ行ってみた。

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ここは地元の人々の暮らしがベタなままのボロい骨董街のようで、
野村監督に率いられて街中に足を踏み入れるや、みんな大喜びだった。
ソ〜ダヨ、コーユーノガ見タカッタンダヨ〜!!

とにかく小商いの店先には、完全にど〜でもいいようなガラクタから
ちょいと良さげな骨董品まで、置いてある物も種類も実にさまざまだ。
何に使うのかわからないモノから、往年の女優写真、数々のバッジ、旅行鞄、
古いバッタもん、鳥かご、茶器、生活の道具、カゴ、盆、箪笥に函、真鍮の鍵、
文具に人形に、チャイナコットンの生地、宮廷服、刺繍、
そして無修正の美人裸体写真集などなど・・・。

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入り口あたりから奥へ行くほどに店の数も増えて、
はぐれないように歩きながらも、みんなそれぞれ買いたいものを物色する。
もちろんこんな品々は観光客相手に売っているものだから、
私たちは当然のことながら、はなから足元を見られている。

細かい買い物が大好きな監督は、店主の言い値よりも
こちら側はその4分の1、または5分の1くらい
思いっきりガーン!と下げた額をはじめに言ったほうがいいと言う。
そこから徐々に、ああでもない、こうでもない、じゃやめる、じゃ売るといった
釣り合いの値を決めていくわけだが、
そういう監督の交渉術を教えてもらっても、
どうも自分は下手っぴいで、なかなか一人では上手にすすめられない。

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絵はがき集二種類をそれぞれちがう店で買ったものの、
言い値は80〜100元だったのが
ひとつは交渉失敗で60元(*6月9日現在1元=13,4円)で買い、
もう一つは監督の応援つきで15元で買うといったありさまだった。
あぁ〜あ、値段交渉は苦手な私はやっぱヘタクソだ〜。

各商店の二階や区画路地の奥は、地元に暮らす人たちの生活空間だ。
上海市内に到着してしばらくは、ものすごい高層ビルや
高層マンションばかり林立する風景に目がいくけれど、
その間あいだにこんな二階建ての低層住宅もまだまだたくさん残ってはいる。

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えげつないほどに現世利益を求める漢民族の中でも、
収入の多寡にかかわりなくキモチが満ちていそうな人もいる。
そりゃもちろん人間だし、生きていれば
悩みや苦しいことの方がいっぱいなんだろうけども、
日常のちょっとしたところで、シアワセかそうでないかが
表情に表れているような気がする。
旅先で、路地裏なんかをぶらぶら歩きながら、
そんな市井の暮らしを、ふだんの表情をチラッと見るのがとても好きだ。

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古い文具などを売ってる店先で、ふと、
手のひらにのるくらいの小さな陶製の函に入った篆刻印のセットを見つけたので、
なぜか書籍の見返しや奥付が好きという相方へのお土産に、と
ひとつ買い求めたものの、値切り交渉はというと・・・
ま、やっぱりあまり上手くはなかったかもしれない。

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by team-osubachi2 | 2010-06-09 10:52 | 旅をする | Comments(0)